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考えるマナー

考えるマナー

考えるマナー

作家
赤瀬川原平
出版社
中央公論新社
発売日
2014-07-24
ISBN
9784120046353
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考えるマナー / 感想・レビュー

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射手座の天使あきちゃん

三浦しをん、町田康、楊逸、井上荒野、平松洋子・・・ 錚々たるメンバーが世の中の、ほんの些細な日常に疑問を感じ、怒りを覚え、恐怖に慄き、笑いに打ち震えて「マナー」について熱く語る(笑) 何より勉強になったことは井上荒野さんが女性と知れたこと <(^_^;  そにしても「しをん」さんは面白いですw!

2014/08/25

きみたけ

2009年3月から2014年3月までの読売新聞火曜日夕刊の「たしなみ」欄に掲載された内容を一冊にまとめたエッセイ集。佐藤優、劇団ひとり、三浦しをん、町田康など12名の著名人によるマナーに関する様々な考察に触れることができます。マナーの話を掲載していながら、結局、自分自身がマナーというものが分かっていないなと思った、とのくだりに思わず笑ってしまいました。

2023/05/01

しゅわ

【図書館】読売新聞夕刊に載っていた、12名の方々による「○○のマナー」というエッセイをまとめた一冊です。ひとつづつは見開き2ページと短く、テーマも執筆陣もバラエティに富んでいて、楽しく読めます。今年の秋に亡くなった赤瀬川さんが胃癌の全摘手術のことを書いてらしてビックリ。千円札事件の際の取り調べのお話も興味深かったです。劇団ひとりさん、なんか悔しいけど文章うまいなぁ。出産がんばった奥様のつぶやきに苦笑。平松さんの「立ち読み」のオチは最高ですね。そして三浦しおんさんの「最弱王」に笑いました。

2014/12/23

ぶんこ

マナー本といっても堅苦しくは無く、楽しく読めました。井上荒野さんの名前が本名だったとは。よその方への命名だったが断られたので、その後に産まれた娘に命名とは。マナーに関しては「あるある」ネタが多かった中で、印象に残ったのは平松洋子さんの「お断りのマナー」です。「だいじょうぶ」という返答を多用する事情が書かれていて、なるほどと納得?私は「だいじょうぶ」と返答されると「何がだいじょうぶなの?」と疑問を覚える方なので、裏にそういう事情があるなら、もっと寛大になろう。穂村さんの爪を切る医者に拍手。

2017/05/21

美登利

やはり、三浦しをんさんと穂村弘さんと津村記久子さんの回は面白い。お三方のエッセイを読み慣れているせいなのかもしれないけれど。新聞紙でのコラムのようなので、やはりクスリと笑えるタイプの文章の方が精神的にも良さそうです。井上荒野さん、町田康さんは何冊か読んだことあり、劇団ひとりさんも個性が出てます。他の方は存じ上げませんでしたが、なるほどと頷けることも多かったです。マナーとタイトルはなっていますが、堅苦しくなく読みやすい二頁の文章に纏められていて、ちょっとした時間の隙間に読むのには最適かな。

2014/11/08

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