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化学探偵Mr.キュリー6 (中公文庫 き 40-7)

化学探偵Mr.キュリー6 (中公文庫 き 40-7)

化学探偵Mr.キュリー6 (中公文庫 き 40-7)

作家
喜多喜久
出版社
中央公論新社
発売日
2017-06-22
ISBN
9784122064119
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ジャンル

化学探偵Mr.キュリー6 (中公文庫 き 40-7) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

短編で読むキュリーシリーズとは違って、沖野先生が自分自身のことで悩むなどというのは、シリーズで最初の出来事ではないだろうか。全編にあふれるエリーの天才ぶりよりも、沖野の苦悩に心を動かされた。科学の世界にも政治力というものが働くのだろうが、ガリレオを引き合いに出してまで、科学者の正義を貫こうとした沖野の姿には感動。さすがに長編は大きな感動を味わうことができる。

2017/07/28

ダイ@2019.11.2~一時休止

シリーズ初の長編。ミステリーよりも青春要素多めかな?。個人的にはこのシリーズでは短編集の方が好き。

2017/09/12

がんも

Mr.キュリー初の長編。研究者って好きなことして生活出来て良いな〜なんて思ってたけど、研究の結果を出すための競争やまわりの妬み、プレッシャー、すごい環境で研究してたんですね(T ^ T)沖野先生も舞衣ちゃんもよく動いていて、長編とても楽しめました、次巻も長編が良いなぁ〜

2017/06/25

りゅう☆

トーリタキセルAの合成研究のために四宮大に留学にきた16歳のエリー。沖野の研究室で実験をする。彼女がこの研究をするきっかけはアメリカで偶然出会った二見から化学の面白さを聞いたから。二見に会いたいが故、日本に来た。だが二見は大学を中退。なぜ彼は心血注いできた研究を辞め、大学を去ったのか?沖野先生が今回はあまり毒舌も吐かず穏和な感じ。舞衣と一緒に懸命に二見の周辺を探る様子がなんだか気恥ずかしい。大学内のドロドロを見た感じだけど、いい感じに解決してめでたしめでたし。初の長編。軽いけど深いので短編の方が好みかも?

2022/03/08

ハゲおやじ

久しぶりのシリーズを読了。今回は、長編だった。他の方がレビューされている様に事件を推理する感じは少なくなっている。エリーの意味深な登場とかで ちょっと複雑な事件が発生か?と思ったけど、悪くいうと恋愛小説って感じだった。二見の逃げまくりや和田の根性悪さはイラついたが、沖野の葛藤には今までと違う感じで親近感が湧いた。ラスト手前の人探しで過去に登場した人がチラチラ出てきて「このシリーズ終了?」って感じ。エリーの秘密[罪]って(失礼な話だが)肩透かしだった。私が、おかしいと思うけどね…。 研究者って凄いなぁ。

2017/09/26

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