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日本語びいき (中公文庫)

日本語びいき (中公文庫)

日本語びいき (中公文庫)

作家
清水 由美
ヨシタケシンスケ
出版社
中央公論新社
発売日
2018-08-21
ISBN
9784122066243
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あらすじ

「させていただく」は丁寧か、馬鹿丁寧か。「先生」の読み方は本当に「センセイ」? よく知っているつもりの言い回しも、日本語教師の視点で見るとこんなにおもしろい! ヨシタケシンスケさんの、クスッと笑える絵とともに、身近な日本語のもうひとつの顔をのぞいてみませんか?
【『日本人の日本語知らず。』を増補改題】

   目 次
 まえがき
1 日本語は難しい、か?
2 ところでひらがな、ぜんぶ読めてます? ほんとに?
3 しつこいようですが、ひらがなはエライ!
4 らぬき、れたす、さいれ
5 ナウい人とナウな人、どっちがナウ?
6 品詞の谷間
7 お茶が入りました。
8 日本語はあいまい? 非論理的?
9 みなまで言うな。
10 米洗ふ前を螢の二ツ三ツ
11 私はこれでやめました。
12 ウチ向きな日本の私
13 ウチとソトの交流
14 しぇんしぇー、ちゅくえ
15 ありますですかそれともありますですか?
16 ててったってっ。
17 トンネルを抜けると鴨川でマスオさんが
18 飾り飾られ
19 4番の、カードを、お持ちの、お客さま
20 先生はとても上手に教えました。ありがとうございます。
21 お~星さ~ま~ギーラギラ♪
 日本語は美しい。――あとがきにかえて
 文庫版あとがき

日本語びいき (中公文庫) / 感想・レビュー

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クナコ

初読。語学系の雑学本は目についたら買ってしまう。現役日本語教師である著者が日本語学習者の間違いや疑問、日常で見聞きした言葉を足掛かりに、日本語の発音や文法(というよりは「日本語の仕組み」)を親しみやすく解説している。私は数年前に個人的な趣味として日本語教師養成講座に通った経験があったので、内容の7割方は既知のものだった。ただ、日々変化する日本語に対する著者のアンテナの張った姿勢や口語の変化に対する考察は興味深かった。この手の本の定番である、外国人から見た日本語の妙のあれこれもハズレなく楽しめた。

2018/09/19

Kazuko Ohta

数年前、まだ若いお母さんが子どもさんの手を引いて「歩けれる?」と尋ねているのを耳にしたとき、世も末だと思いました。百歩譲って「ら抜き」は受け入れるとして、「さ入れ」を聞くたびに苦笑いしていたのに、こんな「れ足す」なるものまで登場するなんて。悲しいかな、「れ足す」を何の疑問もなく使っている人はおそらくこの本を手に取らない。それどころか本を読む習慣もない。多少なりとも自分の話す言葉を気にかけている人しか読まないから、ますます知る知らないの差は広がるばかりかと。正しいものをきちんと知って、楽しく崩して使いたい。

2018/09/13

ophiuchi

日本語教師が、外国人に日本語を教えるときにポイントとなるところを中心に書いてあり、なるほど私たちが何気なく話していることが、彼らにとって難しい理由がよく分かった。

2018/12/21

スリーピージーン

もちろんヨシタケさんのイラストねらいで読みました。表紙だけでなく、中のイラストも楽しいものがたくさんです。内容はそうめずらしいことでもないのですが、改めて母語のことなど考える機会も少ないので、とても楽しく又ためになります。中に挟んであるコラムも、くすっと笑えていいです。外国人に日本語を教えて母語の奥行を知るというのは、私も心あたりがあります。五十音の偉大さ、バンザーイ(゚∀゚)

2018/09/22

黒井

18-165】表紙買い。著者は日本語を母語としない人を対象とした日本語教師の方。文法に関する説明も登場するけど現代文の授業めいた堅苦しさでなく、肩肘張らずに日本語のダイナミックさを堪能出来て面白かった。ら抜き言葉は武田砂鉄氏の著作で読んだ肯定の切り口にも感心したのを覚えてるけど、ら抜きにする事で尊敬の解釈が外れて可能のみに限定されるという本書の指摘も尤もだね(肯定はしてないとはいえ)。結局は最適化なのかな。/「死ぬ」の件は興奮した。読み方も一つだけで、誰もが一度しか出来ない事を表す動詞が唯一だというお話。

2018/09/05

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