ファイト (中公文庫 (さ49-4))
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ファイト (中公文庫 (さ49-4)) / 感想・レビュー
朗読者
感動☆3つ。 モハメド・アリの4つの試合を描いた作品。英雄譚。 第一試合は当時の最強王者リストンに初挑戦し、王者のパンチをガード無しで楽々とかわし子供扱いにして圧倒したまさに英雄誕生。 第二試合はジョー・フレージャー戦、第三試合はジョージ・フォアマン戦で、まさに伝説となったライバルとの死闘。 そして、第四試合はかつてのスパーリングパートナーであった新王者ホームズとの対決で、ボクサーアリの終焉であり、世代交代であり、技術継承であり、数々の死闘の代償のように顕在化した健康障害との戦いの始まりでもあった。
2021/10/07
スプリント
無駄な描写はなく、モハメド・アリの代表する4つの試合だけにフォーカスした不思議な構成の小説です。 斬新で面白い。
2020/09/23
dngr.sach
ついつい夢枕獏的な内容と文体を期待してしまった時点でアレであるw
2020/09/14
やま
モハメド・アリの4つの試合を細かく描写し合間にアリの心理描写が加わるという珍しい形式。ラリー・ホームズとの試合は哀愁が漂う。
2020/08/16
TK39
モハメドアリの印象的な4試合を小説家の観点でまとめた作品。4試合ともビデオで見たことがあり、楽しく読めました。しかし、何故、佐藤賢一がアリの小説なのか?
2020/08/01
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