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野球にときめいて-王貞治、半生を語る (中公文庫 お 95-1)

野球にときめいて-王貞治、半生を語る (中公文庫 お 95-1)

野球にときめいて-王貞治、半生を語る (中公文庫 お 95-1)

作家
王貞治
出版社
中央公論新社
発売日
2020-12-23
ISBN
9784122070011
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野球にときめいて-王貞治、半生を語る (中公文庫 お 95-1) / 感想・レビュー

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井上裕紀男

子どものころ、すでに壮年の王氏が一本足打法をTVで見せていた時、大人が押しても全く揺らぐことが無いその姿に驚嘆しました。気の持つ力をあまり信用していなかったので、尚更びっくり。本書でも彼がいかにして鍛錬したのかが描かれています。 お兄さんも偶然見たTVに出られたのをお見かけしましたが、兄の鉄城さんがこれまた凄い。真似できない器の大きさ。 ダイエー時代の苦労、WBCでのイチロー氏とのつながりなどエピソードに事欠かない。中でも不器用な王氏の飾らぬ日常の話が秀逸。「懸命」という言葉が似あう男です。

2021/05/04

マッちゃま

野球人 王貞治氏の自伝。子供時代の戦争体験から改めて僕の知らない世界である事を認識する。また、中国籍であるが故の苦労も沢山あったとは思うけど、良かった事も伝える部分に王さんの人柄を感じさせてくれます。僕がガッツリ野球にハマった頃は巨人の監督をされていました。「ピッチャー鹿取」はワンパターンと批判されていましたが、何度それでピンチを切り抜けてきた事か。その後はホークスの監督、会長へ。ON本を続けて読みましたが、2人の現役時代に熱狂した人の気持ちは理解できます。これからも元気で野球界を盛り上げてほしいです。

2021/04/27

古本虫がさまよう

「人に迷惑をかけてはいけない、人のお役に立ちなさい」といつも言っていた、ちゃんとした両親に躾けられて育てられたことが偲ばれる自叙伝だった。完封したりホームランを打ったからといってと大喜びするんじゃない、負けた相手の気持ちを考えろと兄に言われて、あまり感情をあらわにしないようにもなったそうな。荒川博コーチとの偶然な出会い(草野球で見初められて? それがきっかけで左打ちになり早稲田実業に入ることになった)やら、いろいろと人生とは何かを感得もさせてくれる(僕にたとえると「妻」との遭遇?)。)。

2021/05/03

コノヒト

生真面目な求道者のイメージを持っていたが若い頃はやんちゃだったとは意外な。結婚エピソードの青春。王vs江夏の真剣勝負。

2021/03/22

澤唯

家にいるときだけ好きな箇所をちょこちょこ読んで どこを読んでないかわからなくなったので頭から読み直した ので合計二周半くらいしてるんじゃないか タイトルからすべてにおいてこんなに爽やかな本もなかなか無いのではないでしょうか

2021/04/06

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