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歴史のなかの邂逅-同時代篇 (中公文庫 し 6-69)

歴史のなかの邂逅-同時代篇 (中公文庫 し 6-69)

歴史のなかの邂逅-同時代篇 (中公文庫 し 6-69)

作家
司馬遼太郎
出版社
中央公論新社
発売日
2023-07-21
ISBN
9784122073920
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歴史のなかの邂逅-同時代篇 (中公文庫 し 6-69) / 感想・レビュー

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Kazuo Tojo

司馬さんの人物エッセイ、戦後、復員されて産経新聞に入って美術関係の方と関わった方がいるんですね。知らない人が大勢だけど司馬さんの視点で表現される文章に魅了されます。特に興味深いのは、池波正太郎さんのこと。同じ年代のお生まれだったんですね。とにかく昭和感満載で満足です。

2023/12/04

Hiroki

朝霞図書館 いつも通り期待値を遥かに上回る読後感に漂わせてくれる人だ。文学の表現者だけでなく、宗教者やジャーナリストや哲学者や絵画・工芸の達人などなど、いったいこの御方の興味関心領域や好誼範囲はどこまで広がっていたんだろう。遠慮や思いやりや慈しみの心根が、人間の幅・振幅を大きくするのが良く分かる。「芸術は風土との関係によって成立する。例えば色彩の中の赤。日本人の赤は水蒸気に煙っているが、欧米やアフリカの赤は強烈に主張する。」とか「体内に仁王を蔵しながら、とてつもない自制心を持つ人」とか…沁みる言葉だ。

2023/11/10

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