決定版ゲゲゲの鬼太郎-猫町切符 (中公文庫 Cみ 1-32)
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決定版ゲゲゲの鬼太郎-猫町切符 (中公文庫 Cみ 1-32) / 感想・レビュー
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鬼太郎というか、割とねずみ男を軸にした短編集。20作以上収録されていてお得感。宇宙人とかSFちっくなネタが多めで、ちょっと毛色が違う印象。ネタ(アイデアやオチ)がメインの話が多い気がする。これらは、鬼太郎である必然性が薄いので、飽くまで「鬼太郎の漫画というフレーム」を使ったSF短編作品と言えなくもない。この頃の漫画家はSFテーマからは逃れられないのかも。「終末株式会社」は、正に来たるべき20世紀末の終末観を含みつつ(でも初出が1978年でやや早い。ある種の予言的な側面も含んでいる)、→
2024/04/06
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