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闇の聖母 (ハヤカワ文庫 SF 361)

闇の聖母 (ハヤカワ文庫 SF 361)

闇の聖母 (ハヤカワ文庫 SF 361)

作家
フリッツ・ライバー
深町眞理子
出版社
早川書房
発売日
1979-09-01
ISBN
9784150103613
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闇の聖母 (ハヤカワ文庫 SF 361) / 感想・レビュー

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**くま**

スティーヴン・キングのオススメ本。発表当時は大ヒット&世界幻想文学大賞を受賞したらしい。古い作品ですがわりと最近の流行なアメリカン・サスペンスに近い気がする。怪しい登場人物とか、パズル要素があるとことか、どんでん返しっぽい展開とか。オカルト要素ありですが、そこまでどぎつくはないです。同性愛を匂わすなどエロ要素もありますが、現代から見ると別に珍しくもなんともない。クラーク・アシュトン・スミスやラヴクラフトなどに関連した話なので、こういう系好きな方にはたまらないかも。ラストは呆気にとられました・・・ええっ!?

2014/10/21

medihen

一昔前のサンフランシスコを舞台にして、風変わりな古書を手に入れた独身中年作家が、怪奇と幻想の世界に巻き込まれていくというストーリー。クラーク・アシュトン・スミスやラブクラフトといった実在の作家をネタに使っているところが、日本の伝奇小説のようで印象的な作品。また、アメリカのインテリ独身中年男性の生態や、そのガールフレンドとのやり取りがなかなか楽しい。

2010/02/28

kurupira

SFだと思って読んでたけど、オカルトだとすぐに気付く。表紙に幻想大賞受賞作と書いてあるのは後から気付く。。ややジャンルは違うがヒッチコックの映画を観てる感覚だったかな。

2015/09/07

ワッピー

サンフランシスコを見下ろすコロナハイツの不気味な影・・・作家クラーク・アシュトン・スミスの日記を手に入れたフランツは、謎の老人ド・カストリーズの呪いに巻き込まれる。坂の町サンフランシスコを舞台に、過去の謎を追うフランツが発見した衝撃の事実。最初のほうで大型のシュレッターが登場するのも、クライマックスのイメージ伏線でしょうか。地図を見ながら、1970年代のオカルトブームを想像して楽しみました。

2014/04/05

一会

良い意味で短編小説を長編化させたような独特のペースが癖になる作品。実在の地名や人物が多く出てくるのが奇妙な出来事にリアリティを与えていて、それだけに結末が最期まで予想できなかった

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