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星の舞台からみてる (ハヤカワ文庫 JA キ 7-1) (ハヤカワ文庫JA)

星の舞台からみてる (ハヤカワ文庫 JA キ 7-1) (ハヤカワ文庫JA)

星の舞台からみてる (ハヤカワ文庫 JA キ 7-1) (ハヤカワ文庫JA)

作家
木本雅彦
橋本晋
出版社
早川書房
発売日
2010-05-10
ISBN
9784150309985
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星の舞台からみてる (ハヤカワ文庫 JA キ 7-1) (ハヤカワ文庫JA) / 感想・レビュー

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F

顧客の死後にweb上の死亡告知やサービス解約などを代行する企業で働く香南は、起業メンバーのひとりで、天才的なプログラマーだった野上正三郎の死後処理をすることになる。そんな彼女のもとに死んだはずの野上からメールが届く。内容は「自分を探せ」というものだった……。野上の過去を小中高と辿ると同時に、テクノロジーの進歩をも追いかけ、そのテクノロジーの数々がラストに向けて、寄木細工のように組み上がり状況を作り上げるのは圧巻の一言。テクノロジーと人間、その希望に満ちた行末を描いた傑作SF。

2010/05/11

ひめありす@灯れ松明の火

難しい話らしい。良くわからないで読んでいる身としては、ふんわかして優しい話なのだが。

2010/07/09

緋莢

顧客の死後にweb上の死亡告知やサービスの解約処理を代行する会社に勤務する香南。創業メンバーである野上の死後処理を任された香南は、謎めいたメールをきっかけに、野上の人生を追うことになり…現実世界と、ネット上の代理人(エージェント)の話が絡み合い、野上の姿が浮かび上がってきます。設定は面白いと思いましたし、終盤にかけて、スケールが大きくなっていく展開に、おおっ!!となりましたが 自分にはついていけない箇所が多数、楽しめたとは言えませんでした。

2020/07/06

ドル箱

感想。テーマはいわゆる「禅による進化」根底は「未来への道しるべ」と私は読みました。なかなかネットスラング用語も多く「ネット」というよりSNSを更に2段階ほど進化させたネットアプリケーション仕様になっていますかな。物語としてはかなり王道なのですが書き方はやはりハヤカワらしい仕上がりに成っております。少しギブスンと笹本祐一の影響を受けているような場面があり、この作家は相当SFが好きなんだなぁと読み終えてそう感じました。ネット内のエージェントの仮想空間を思い浮かべながら考察すると楽しい書ですよ。ハヤカワらしいね

2013/08/23

岡本匠

少し先の未来の話であり、ガール ミーツ ボーイの話でもある。そして、次の世代の人類の誕生の話でもある。盛りだくさんだけど、謎を追い求めながら、展開していくストーリーは中々読ませるものがある。この作者は初めてだけれど、他の作品も読みたくなった。こうしたSFには、付き物なんだけれど、技術解説的な部分は、解らない所が多かった。これは、読み手の問題ですが...

2016/03/11

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