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われ笑う、ゆえにわれあり

われ笑う、ゆえにわれあり

われ笑う、ゆえにわれあり

作家
土屋賢二
出版社
文藝春秋
発売日
1994-11-01
ISBN
9784163496207
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われ笑う、ゆえにわれあり / 感想・レビュー

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tokkun1002

初、土屋賢二さん。面白エッセイ探索の中、ネット情報で見つけた本。笑える方の面白をイメージしていたので痛恨の誤選。改めて表題を拝見するとなるほど著者が笑う訳だから正しい。大学で教えている方が砕けた笑いを全面に出せる訳もなく、作家さんの様な筆力という術に秀でている訳もなく。ましてやお笑いを熟知している訳もない。自分の無知に呆れるなぁ。しかし、これが哲学の教科書なら話は別。なるほど面白い。こんなんでどうですか教授。

2013/07/26

aiaimo`olelo

読書していて呼吸困難になりかけたのはこの本が初めて。献辞、はじめに の5ページほどで肺と腹筋がおかしくなるくらい笑った。本文は、捻くれた屁理屈という名の理屈を屁理屈に捏ねまくる屁理屈思考のオンパレード。それでも「屁理屈ばっかり言って…」と子どもの時から言われながら育った私にはどことなく親近感を覚えた。屁理屈っぷりに呆れつつも読み進めていくと知らぬ間に真理に迫っている。解という名のゴールに向けて、安直に腕まくりしてスタートダッシュするのではなく、まずはスタート地点で質問の立て方や疑問の持ち方をこねくりまわす

2020/09/15

もくたつ(目標達成)

とても捻くれた哲学本。屁理屈のような理屈を捏ねて、仮定を論理付けていく。屁理屈なのにもっともらしく思えて笑いながら読んでしまった。著者は頭のいい人だと思う。

2017/07/02

tae

土屋賢二さん、2冊目。前に読んだ「妻と罰」ほどのキョーレツさは、なかったが、そこそこ面白い。老化のくだりが面白かった。今では、もう懐かしいが、ワープロについて書かれた件も、うんうんとうなづきながら読んだ。そして、哲学者って毎日こんなことを考えながら、生活してるのね~と思った。ちょっと羨ましかった。

2016/02/27

おもしろいエッセイまとめで見て、手をつけた。頭のいい人が延々と屁理屈を言って、すきますきまにくだらない冗談をいっぱいはさんでいる。くだらなすぎてつい笑ってしまう。文が理屈っぽいので向き不向きはありそうだけど、わたしは好きだな。

2013/12/03

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