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オウム真理教追跡2200日

オウム真理教追跡2200日

オウム真理教追跡2200日

作家
江川紹子
出版社
文藝春秋
発売日
1995-07-01
ISBN
9784163505800
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オウム真理教追跡2200日 / 感想・レビュー

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もちもちかめ

絶版なの、納得いかない。私に江川さんへ金を支払わせろ。古本屋へでなくて。これ読んで、魂が震えない人はいないと思いました。読みにくかった。ものすごく読みにくかった。前の本の記録とすごーく空いてるの、そのせい。しかも他の本も読ませない。坂本堤弁護士が急に居なくなったのに、警察も強制捜査してくれなくて、オウムはのらくらして、本当に恐ろしい。絶対オウムあいつらのせいってメモ残した假谷さん、そのメモでは捜査してくれないなんて!警察、人が死んでから動く、のね。世のあまりの理不尽さに呆然、恐怖。

2019/01/24

takam

江川さんのオウム事件をまとめた文章だが、95年当時に警察が本腰を上げて捜査したことを一つのマイルストーンとして出版した本という印象。ある信者の親の相談を受けたことにより江川さんはオウムとの関係が始まる。坂本弁護士を紹介したことにより本人は責任を感じて(そう私は読み取った)、オウム問題にジャーナリスト/個人としての命を懸けて取り組んだのだなと思った。恐らく当時のオウムを取り上げたジャーナリストとしては最前線にいただろう。というか、当時は気味が悪く、取り上げたくないマスコミの方が多かったのでは (続く

2020/03/21

おっとー

辛すぎる。不殺生を唱えつつ平気で人を殺し、救済を唱えつつ平気で破滅を導く、矛盾と理不尽に満ち溢れたオウム真理教の実態。坂本弁護士一家殺人(当時はまだ「拉致」)、宮崎資産家誘拐、公証役場事務長殺人(これも当時「誘拐」)、そして松本サリンと地下鉄サリン…それぞれの事件を巡るルポが詳細に展開される。そこで明らかにされるのは監禁、リンチ、洗脳、布施の強要、劣悪な食事と住環境、怪しげな修行などのオンパレード…。人の心に寄り添うはずの宗教が絶対的に帰依する対象となったとき、人間はブレーキの効かない暴走を重ねてしまう。

2021/07/23

Cinejazz

日本の犯罪史上最大最悪の「オウム真理教事件」の数々を【江川紹子】が追った迫真のドキュメント。教祖らの逮捕後に筆者は “麻原彰晃は、「人類救済」を謳いつつ、人間の尊厳を踏みにじり、不幸をばらまいてきた根源である。彼が負わなくてはならない罪は途方もなく大きい。”と結んでいる。教祖と教団幹部12人は、逮捕から23年後の2018年に死刑が執行されたが、被害者家族と元信者らが負った傷の深さは、想像するに余りある。

2019/12/18

e r i .

図書館

2017/04/10

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