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昭和文壇実録 小説家たちの休日

昭和文壇実録 小説家たちの休日

昭和文壇実録 小説家たちの休日

作家
川本三郎
樋口進
出版社
文藝春秋
発売日
2010-08-31
ISBN
9784163715605
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ジャンル

昭和文壇実録 小説家たちの休日 / 感想・レビュー

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こっこ

★★★★☆ 見開き二頁に、写真家樋口氏が撮影された昭和の文士達のモノクロ写真が、経歴と共に紹介されている。それに続いて川本氏が当の文士に関して四頁に渡り多種多様なエピソードを披瀝している。全六十五人。ある程度慣れ親しんだ文士も、名前しか知らない方も、また初めて聞く名前の文士も居る。そこから浮かび上がってくるのは、「昭和と言う時代の文壇」と言う、閉鎖的でありまた特権的でもある空間の存在である。時代と共に「小説家」も、また「小説を書く」という行為の意味も変遷していくのだ。「古き良き時代」よ、さらば。

2016/04/07

横山ももこ

小説家たちの顔、そしてエピソード。楽しく読んだ。みんないい顔してた。

2011/12/20

nora

懐かしい昭和の文士たちのエピソードが満載。読んだことの無い作家が三分の一ほどいるけど、映画化作品を見ていることが多いので、全く知らない作家はいない。ま、そういうわけだから、この本を楽しむには、60歳を越えたてないとね。

2010/12/11

Gen Kato

昭和の作家たちの写真と短い評伝集。戦後の永井荷風にはじまって江藤淳で終わる構成も巧み。自分的には大好きな長谷川町子も入っていたのが嬉しかった。

2014/08/18

たけぼう

知らない作家も多かったけれど、この本のおかげで読みたい本がかなり増えました。少しずつ読んでいこうと思います。ちょこちょこ映画のエピソードが挟まれていて、それもまた面白かったです。川本さんの三島由紀夫の本が出たら絶対に読む(笑)私は三島が苦手です。

2021/01/13

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