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小さなことからコツコツと 西川きよし自伝

小さなことからコツコツと 西川きよし自伝

小さなことからコツコツと 西川きよし自伝

作家
西川きよし
出版社
文藝春秋
発売日
2023-06-28
ISBN
9784163916743
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「小さなことからコツコツと 西川きよし自伝」のおすすめレビュー

芸歴60周年を迎えたお笑い界のレジェンド・西川きよし。少年時代から「小さなことからコツコツと」を体現してきた激動の人生を綴る

『小さなことからコツコツと 西川きよし自伝』(西川きよし/文藝春秋)

 人気漫才師、タレント、司会者、元参議院議員、そしてなにより愛妻家……いくつもの顔を持つ西川きよし氏。2020年には漫才師として初めて文化功労者に選出されるという偉業を達成し、現在も精力的に活動を続けている。このほど、そんな西川氏の自伝『小さなことからコツコツと 西川きよし自伝』(文藝春秋)が出版された。西川氏のトレードマークといえば「ギョロ目」。その目で何を見て、何に驚き、何を伝えてきたのか――本書は西川氏の幼少期から現在までを丹念に追っていく。

 西川氏(本名:西川潔)が生まれたのは、日本国憲法が公布され、本格的に「戦後ニッポン」が動き出した1946年(昭和21年)。高知県で材木業を営む家の5人兄姉の末っ子として可愛がられて育ったというが、小学2年生のときに父の会社が倒産し、夜逃げ同然で大阪へ転居することとなった。生きていくのがやっとの暮らしの中で母を助けたいと、青果店で働いたり新聞販売補助をしたりと、小学生の頃からアルバイトをした西川少年。「もうあの頃の生活には戻りたくない」…

2023/6/28

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小さなことからコツコツと 西川きよし自伝 / 感想・レビュー

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Shoji

西川きよっさんの自叙伝。幼少の頃から青年期にかけて、赤貧生活で大変なご苦労をなさったようです。果たして、関西ローカルのパンチDEデート、プロポーズ大作戦がブレイクし全国区に。以降は超売れっ子。経歴も華々しく、参議にもトップ当選。今や吉本の重鎮。概ね順風満帆だったようです。書かれてはいませんが、絶頂期に相棒がタクシーの運転手に怪我を負わせ、お茶の間から消えた頃、きよっさんは人知れず努力したのではなかろうか。幼少の頃から青年期の頃のメンタリティが、人生の礎になっているんやろな。

2023/08/23

ばんだねいっぺい

何度知ってもヘレンさんとのなれそめ。きよしさんとの出会い。西川さんは、小さなことを積み上げながら、大きな出会いをものにしている。

2023/07/26

Nazolove

思わぬ方が出版されていたので購入。 私的には目玉、しんどいわ、まじめすぎるという印象が強い方ではあるが、議員をやられていたり、病魔に倒れたり、といった新しい一面を知ることができた本であった。 どちらかというと鬼籍に入られた相方さんの方が印象が強いが、エピソードを聞いてもやっぱり相方さん具合悪くなるよなぁ、と思うばかりの印象であった。 60周年ということで書かれたので改めておめでとうございます目玉の師匠(笑) いつまでもお元気でこれからも芸能活動続けていっていただきたいと思います。

2023/07/11

モンティ

大好きなお笑い関係の話。学生時代、岡山の片田舎から神戸に住み、休みのは時々梅田花月へ…見たかった人の演技も見られたし、この本には懐かしい名前が次々出てくる。でもやすしきよしの漫才は面白かったなあ…漫才のタイプにも色々あるけれど、変な格好で笑わせるのではなく、ちゃんとした話芸で笑わせてもらいたいといつも思っている。落語家さんはしょうもない話ではなくて、きちんと落語を語って唸らせて欲しい。ドリフターズの笑いもそうだけど、リズム感がないとお笑いは駄面なんだろうなあ。軽く読める作品

2023/07/22

bunca

芸能生活60周年記念のための出版だと思いますが、だされない方がよかったように思います。

2023/07/11

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