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俺たちの箱根駅伝 上

俺たちの箱根駅伝 上

俺たちの箱根駅伝 上

作家
池井戸潤
出版社
文藝春秋
発売日
2024-04-24
ISBN
9784163917726
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俺たちの箱根駅伝 上 / 感想・レビュー

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はにこ

駅伝に出ることが叶わなかったチームの選手が寄せ集められた学生連合。確かに現実では下位に終わることが多いけど、この物語では3位以内を目指す。心がバラバラだったチームが何とか一丸に。放送する側も描かれている。正月の駅伝放送は色んな人の努力と協力で成り立っているのを感じた。何か秋の日テレドラマでやりそう。下巻へ。

2024/04/26

Schunag

上巻は予選会から本選直前まで。予選敗退校から優秀者が選ばれたチームの物語なので、つまり『がんばれ!ベアーズ』系のルーザーたちの奮戦です。そこに本選を中継するTV局の物語が織り込まれるのが新鮮で、東京=箱根間の往復駅伝を生中継するのが大プロジェクトなのだと気づかされました。アナの選定、下取材、カメラ設置場所の交渉など、職業人のドラマが実に面白く、バラエティ系のお偉方が中継をショーアップしようと暗躍するあたりの社内政争劇もスリリング。いざ本選へ!というドラマティックな歓喜で上巻は幕となり、否応なしに下巻へ。

2024/04/24

ちび太

箱根駅伝は裏側含め普段から情報が多いし、駅伝自体に物語性がある。その分、物語にするには作家の工夫が必要な気がする。前半は池井戸作品にしては大人しい?後半、期待。

2024/04/22

manabukimoto

一気に上巻読了。 箱根駅伝古豪のM大。シード獲得ならず、予選会も惜敗。ベテラン監督の引退、そして新人監督の就任と、彼が託される学生連合の舵取り。 マネタライズ(お金儲け)以外に価値を見出す池井戸作品。今作の主題は「信頼」。監督、チームメイト、お金で繋がらない他者と見出す新しい目的。 p367から泣かされまくりで、上巻を読み終える。 脳内ではずっと久石譲のRunner of the spiritが鳴り響きながらの読書体験。 下巻、週末に読もう。

2024/04/26

うずら

Audible にて。 紙の本の発売同時にAudible で聴き放題で聴けるのは嬉しい。 とはいえ登場人物多いし、Audible で大丈夫か?と心配しましたがそんな心配は杞憂に終わり、上巻、あっという間に聴き終わりました。 箱根駅伝は三浦しをんさんの「風が強く吹いている」や堂場瞬一さんの「チーム」などもあり、テーマとしては真新しい感じはないかなと思ったけど、この小説では報道側にもスポットを当てているところが面白いですね。 下巻はいよいよレーススタート。楽しみです。

2024/04/27

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