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歴史を活かす力 人生に役立つ80のQ&A (文春新書 1291)

歴史を活かす力 人生に役立つ80のQ&A (文春新書 1291)

歴史を活かす力 人生に役立つ80のQ&A (文春新書 1291)

作家
出口治明
出版社
文藝春秋
発売日
2020-12-17
ISBN
9784166612918
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歴史を活かす力 人生に役立つ80のQ&A (文春新書 1291) / 感想・レビュー

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たかしくん。

出口先生らしい答えが並ぶ、世界史のQ&A集。新しい気付きも色々ありましたが、ちょっと関西弁が多いのが若干閉口。。。

2021/02/13

大先生

良書。歴史を学ぶ意義・有用性がよく分かる一冊だと思います。【世界史上で一番のお金持ちは誰か?(マンサ・ムーサ)お金儲けがうまかった日本人は誰か?(平清盛)】等など興味を引く話題がてんこ盛り。また、【長期的に見れば、人類は地球上を自由に移動し、自由な交易によって互いに不足するものを補い合って発展してきた。それなのに近年は世界が分断されるニュースばかり。いずれ愚かな決断だったと史書に記されるだろう】などという鋭い指摘もあります。ところで、日本人たる者、もっと持統天皇と阿部正弘を知るべきだと思いました。

2022/04/01

りんだりん

歴史から学ぶという観点で、「マネー」「失敗」「リーダー」「大逆転」「女性」「宗教」「戦争」「ライフスタイル」「アメリカ」「日本と世界」の10個のテーマに対して、一問一答形式で出口さんが歴史と紐づけて解説をしてくれる本。いつものように切れ味鋭くユーモアたっぷりの回答で、わかり易い。自分ならどう答えるかを考えながら読むとなお良いのだろう。★2

2021/06/25

みのくま

経営者的メンタリティを持つとどこまでも傲慢になれるらしい。歴史を経営者的観点でバシバシ斬っていく本書をぼくは全く面白く思えない。しかし逆を言えば、こういう一見合理的で最適解を出しているような言説が今の時代は求められているという事なのだろう。経営者の立場に立つと人は他人を駒(キャラクター)でしか認識しなくなるし、歴史事象に正解を求めるし理性的な行動が「当たり前」だと誤認する。でも歴史上の人物たちは駒じゃない。彼ら彼女らだって現代人と同様に一生懸命生きているわけで、その人間性を捨象して本当に歴史がわかるものか

2024/04/05

新父帰る

2020年12月刊。80の質問がある。ベースは世界史だ。大変面白く読めた。ここで述べられている歴史観はあくまでも著者の歴史観であって、歴史的事象や人物についていろいろな評価や批判があって当然である。出口さんと言えば、リーダー論だ。世界最強のリーダーはルーズベルト大統領だとしているが、私は反対だ。第二次大戦後のニューオーダ―の創造者という位置づけだ。歴史は勝者が作るというが、このリーダーもその典型だ。私たちが観る歴史は過去の結果だ。どうでも料理できる。ナポレオンがジャンヌダルクを引っ張りだしてきたように。

2023/11/13

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