疑う力 (文春新書 1447)
疑う力 (文春新書 1447) / 感想・レビュー
starbro
真山 仁は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。経済小説の大家らしい真っ当な分析力、やはり百田尚樹とは違います。しかし愚かな政治家&指導者ばかりで、日本および世界の未来はどうなるのでしょうか❓ https://books.bunshun.jp/articles/-/8719
2024/04/20
KAZOO
真山さんは以前に「ハゲタカシリーズ」やそれに類する小説を読んでいました。最近はこのような本も出されていたので読んでみますとかなり私のフィーリングに会うような気がしました。まず「正しいを疑え」ということを言われ「人間の数だけ正しい」があるともいわれています。アガサ・クリスティーを例に引いてもいます。また最後近くに「正しい戦争とこれからの安全保障」は現在の状況をかなり面白い見方で分析されています。また真山さんの小説を読んでいこうと思いました。
2024/04/24
Yoshihiro Yamamoto
B+ NHKの「英雄たちの選択」にときどき出演され、そのときのコメントを聴くたびに視点の鋭さに感服する。その鋭い視点の根源が著者の「疑う力」なのではないかと思い、この本を手に取った。内容にはさほど目新しいことはないが、「資本主義の限界ではなく、本当の資本主義がやって来た」「戦争を長引かせて、多くの国民を死なせ、街を破壊されても、欧米から大量に兵器をもらい戦争をつづける政治家は許せない」「日本国債に対する中国の買取額の比率の上昇、MSとGSも日本企業の支店としてではあるが結構買っている」など良い指摘が多い。
2024/04/25
kt
東大工学部古澤教授の研究室の検査機ひとつ二千万。学生が壊しても「ナイスチャレンジ!」と言い、翌週には新しい検査機が用意され、「もう一回、挑戦しろ」教授のポケットマネーなら凄いと思うが、国の税金の無駄使いじゃないかと思う。それとも東大生にはいくらでも使える国からの資金があるの?期待された学生だから。タイトルに合わせて疑ってみました。
2024/04/27
荒井太陽
「小説を読むことで、違う人生を体験できる」
2024/04/25
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