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ショージ君の「料理大好き!」 (文春文庫 し 6-84)

ショージ君の「料理大好き!」 (文春文庫 し 6-84)

ショージ君の「料理大好き!」 (文春文庫 し 6-84)

作家
東海林さだお
出版社
文藝春秋
発売日
2014-12-04
ISBN
9784167902612
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ショージ君の「料理大好き!」 (文春文庫 し 6-84) / 感想・レビュー

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めぐ

単行本の初版1981年(昭和56年)。(読んだ文庫本は2014年)今は2019年なので38年前の作品。料理の基本は時代が変わっても変わらないのだなぁと思った。ただし、やたらに味の素を使っているけれど。「ちくわ・かまぼこ・はんぺん・さつま揚げの巻」があるのね。私も魚練り製品大好きなどと思っていたら、丸ごとの魚を4種類買って来るところからだった。豆腐の巻では、今夜のおかずに野菜あんかけのお豆腐を食べたいなぁと考えながら読み始めたら、大豆を水に浸していた。作りながらSMやら宇宙やら作者の妄想が散らかり楽しそう。

2019/10/03

アズル

2年前に、もともとの新潮文庫を古本で購入していました。この本が再度復刊するなんて! とても嬉しいです。多くの人に読んでもらいたいです。レシピは今でも古びていないですね。

2014/12/05

ごいんきょ

料理クラブが休会になって久しいです。 これに書いてある料理を再現したくなります。

2021/01/07

Machida Hiroshi

本書は、1984年に新潮文庫、2014年に文春文庫で刊行されてます。雑誌に連載していたようで、カメラマン、編集者、著者とたまにゲストの料理人や味見人が加わるグループで、様々な料理を作って食べる様子をコミカルに書いています。写真はなく、著者のイラストだけなのですが、これがまたほのぼのとした味があって良いですね。結構手間暇かけてドタバタした上に失敗する様子など、失敗も含めて包み隠さず書いている面白い本です。個人的には他の二人に遠慮しながら作る鯖寿司の回がはまりました。鯖って愛好家と嫌いな人に分かれますよね!

2016/07/10

mawaji

ショージ君40代の頃の文章かと思うと確かに若々しさを感じさせる文章だナと納得しつつ「抽送」などという、私の手元にある広辞苑第二版にも載っていない単語を非常に適切な文脈で使いこなしている(と思われる)技量は既に老成円熟の域に達しているものと思われました。自分自身の偏った読書傾向を反省しソノ手の物語も含め幅広いジャンルの文章に親しむようにしよう。この頃からもう冷やし中華に対する問題提起やスパゲッティダダダダの法則など提唱していたのですね。シメサバはいつか作ろうと思いながら何十年も経ってしまっている気がします。

2014/12/22

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