焚火の終わり 上 (文春文庫 み 3-26)
焚火の終わり 上 (文春文庫 み 3-26) / 感想・レビュー
じいじ
昔は東京でも焚火を楽しむことができた。冬の寒さから一時でも逃れるために。芋を火中に放り込んで、ふうふうしながらそれを頬張った。「焚火」の懐かしい想い出だ。本作の主人公の兄と妹二人も、幼いころの「焚火遊び」に深い思いを抱いて成長した。その思い出の地は島根県の海沿いの小さな漁村である。兄と妹。二人は異父兄妹なのか、異母兄妹なのか、まったくアカの他人同士なのか?出生の秘密を孕んで下巻へ進みます。やはり宮本小説は面白い・・・・。
2015/04/13
ちゃこばあ
いつの間にか、様々な愛が決して異常ではなく人間としてそれも必然的なものなんだと思わされ・・。兄妹の繋がりの謎に引き込まれ・・。
2015/06/07
との@恥をかいて気分すっきり。
感想は下巻で。
2015/05/18
mataasita
これは続き面白くなるのか。料亭やらひたすら酒をのんでの話ばかりで。同性愛についても昭和ーな感じで。謎が繰り返されるわりには頭に入ってこない。
2021/11/09
reading
焚火というのは、どうしてあれほど人の心を引き付けるのだろう。焚火が重要な要素となっており、下巻では秘密が解き明かされるのだろうか。 魅力的な登場人物は宮本作品では共通している。
2016/08/24
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