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四月になれば彼女は (文春文庫 か 75-3)

四月になれば彼女は (文春文庫 か 75-3)

四月になれば彼女は (文春文庫 か 75-3)

作家
川村元気
出版社
文藝春秋
発売日
2019-07-10
ISBN
9784167913076
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四月になれば彼女は (文春文庫 か 75-3) / 感想・レビュー

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らぱ

この本と出会ったのは3ヶ月くらい前だったと思います。 本屋でたまたま見かけ、 帯の「あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。それが永遠に続くものだと信じていた」 「愛したときに、はじめて愛された。それはまるで日食のようでした」 の言葉に強烈に引かれたのですが、基本的に恋愛小説を好んで読むことがないので、そのとき購入することはありませんでした。 その後、本屋へ行くたびにどうしても気になり手に取っては、他の本を購入、というのを何回か繰り返したのち、ついに購入しました。 胸を抉られるような言葉たちに、→

2019/11/20

いたろう

映画が近く公開されるというということで、映画を観る前に再読。ウユニ塩湖の風景が、ストーリー的には特別重要な場面ではないものの、表紙画になっていることで、この小説を思い出す時に目に浮かぶ。映画の予告を観ると、ちゃんとウユニでロケをしているようなので、映像でその場所を見られるのが楽しみ。後は、インドの最南端、カリャークマリの朝日は、映画の中で見られるだろうか。こちらは、結構重要な場面のはず。ところで、映画のキャストを見ると、原作にない登場人物がいるよう。小説と、何か展開が異なるのだろうか。さて、どんな映画に?

2024/03/20

はにこ

登場人物たちの心境に全く同感できなかった。たぶん私の心が繊細じゃないからイライラするののかな。好きだと言い切れない女性と結婚する藤代にもイラっとするし、弥生妹の言動も理解できない。別れた男に手紙を出すハルの心も分からない。ただ、そういう人もいるんだねぇとしか思えなかった。

2024/01/18

TAKA

タスクの「人は誰のことも愛せないと気づいたときに、孤独になるんだと思う。それって自分を愛していないってことだから」そりゃそうだよな。自問自答した。小難しい恋愛話ではあったけど奥深い話でもあった。初恋ってやっぱり忘れられないもんなんだろうかね。でも、人によるか。藤代と弥生はこの先どうなんだろう。たぶん弥生の方が一緒にならないと思う。妹の言動は姉への嫉妬だよね。猫の名前がウディアレン。作品自体もウディアレンのようでした。

2021/01/09

Kazuko Ohta

私はたぶん川村元気をやっかんでいます。手がけた作品は常にヒット。小説を書けば映画化確実、人気俳優を起用して大ヒットを飛ばす。『億男』なんて、億万長者のあなたが書いてもねぇと嫌みを言いたくなる(笑)。本作も間違いなく映像化ありきの小説。出てくるアイテムがとにかくお洒落で、住まいはタワマン、リーデルのグラスを傾けてミモレット、猫の名前はウディ・アレンかよ。焼酎飲みながら畳敷きの部屋で読んだらあかん気までしてきます。それでも映画は楽しみ。今まで敬遠していた藤井風なのに、『満ちてゆく』は聴くだけで泣きそうになる。

2024/03/14

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