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里奈の物語 15歳の枷 (文春文庫 す 26-1)

里奈の物語 15歳の枷 (文春文庫 す 26-1)

里奈の物語 15歳の枷 (文春文庫 す 26-1)

作家
鈴木大介
出版社
文藝春秋
発売日
2022-02-08
ISBN
9784167918309
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里奈の物語 15歳の枷 (文春文庫 す 26-1) / 感想・レビュー

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ミクロかめ

本屋の新刊コーナーに次巻が積まれていて、こちらも購入して少し軽い気持ちで読み始めて…苦しくなった。でも、確実にこの子たちは存在するんだよね…

2022/04/16

こばゆみ

長年そういう取材をされているだけあって、描かれている貧困女子の問題はリアルなのだけれど、小説として面白いかと問われると、、、 個人的に不自然に思える言い回しが多くて、ノンフィクションとして読んだほうが興味深く読めたと思う〜

2022/03/06

ぐう

ギャングースで出会って以来、読むたびに「ぜってーオススメしねえと」と思ってしまう鈴木大介さんの初小説。この現実を知ってくれよっていうエネルギーもすごいし、人間(取材した人)への愛がすげーなっていつも思う。この作品はしんどい読書になるんじゃないか…と身構えて、刊行からかなり過ぎてやっと手にとったけど、人物とストーリーの圧倒的な魅力でぐいぐい読みました。これはエンタメのつもりで読みはじめても最後まで読めると思うし、ギャングースほど巻数もないし、ここから鈴木大介入門しよう!おすすめ!そして他作品もぜひ!

2022/03/17

もずく酢

お金がなくても頭を使えば人生は豊かになる。ただ、お金がないことで、様々な知識も経験も得る機会がなくなってしまう。今を生き延びる事だけを考えるようになってしまう。そしてどんどんハードモードになってしまう。 チャンスはある。でもそれに気づけない。 考えさせられるテーマ。

2023/04/19

カノープス

『ギャングース』で裏社会のリアルを描いた著者がブルセラ世代の貧困を叩きつける。モデルがいるであろうと思われる主人公をはじめ、登場人物の人生がとにかくハードモードである。貧困層の女子がなぜ性産業に堕ちてゆくのか?という過程をこれほど克明に記した本が果たしてあっただろうか。現在地からの這い上がり方として、あまりにも選択肢がない中で今後どうなってゆくのか。これだけ凄いことが書かれているのに、タイトルとカバーにより読み手を選ぶようなものになっているのは残念だ。

2022/04/03

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