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父子船 仕立屋お竜 (文春文庫 お 81-4)

父子船 仕立屋お竜 (文春文庫 お 81-4)

父子船 仕立屋お竜 (文春文庫 お 81-4)

作家
岡本さとる
出版社
文藝春秋
発売日
2023-08-02
ISBN
9784167920791
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父子船 仕立屋お竜 (文春文庫 お 81-4) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

シリーズの第4弾!勝之助が絡む父子の話と、タイトルにもなっている父子の話は『地獄への案内人』元締・文左衛門が贔屓にしている船頭の話だ。「人を幸せにすることが、何よりの幸せではないかー。」そうだね、そういう幸せってたしかにあるよね。別れてもこうして引き合う縁がある。頭の中で活き活きと皆が動いて一気に大団円。もう次を早く読みたい。

2023/08/31

タイ子

今作は父と息子の物語。ひとつ目はお竜の相棒である井出勝之助の前に昔訳ありの女性と小さな男の子。あなたの息子ですと言われて、覚えのある勝之助は何やら嬉しい。かつての勝之助の生き様を描きながら、真実が見えてくるあたり悪党が登場。悪いヤツはとことん悪く描かないと成敗された時のスカッとさが違いますからね。二つ目はかつて契りを交わした女性と船頭。一緒になるかと思いきや女が裏切りあっさり違う男に。そして、1人の若者が生き方を彷徨っている、その若者こそ船頭の息子。そこに付け入る悪党ども。地獄への案内人の腕が冴える。

2023/08/30

真理そら

お竜さんと勝之助はそれぞれ女として男として魅力的なのに好みのタイプと違うため二人の間に情感が漂わないのがこのシリーズの魅力かもしれないなあと思う。突然登場した昔の女・お浪と息子に動揺したり喜んだりする勝之助、けれどお浪には辛い事情があって…ということで今回もお竜さんと勝之助のチームワークはぴったり。表題作も父と息子の物語だけれど息子のまっすぐさがまぶしい。

2023/08/04

ケイプ

岡本さとるさんの本で『居酒屋お夏』も同時進行で読んでいて内容も似ているので、あれ?お夏だっけ?お竜だっけ?ってことになることも。こちらはお竜です。地獄への案内人と言う裏の顔を持つお竜と勝之助、そして極悪人は成敗されるのです。

2024/04/13

デジ姫

終わってしまった・・こういうスカッとするような時代物をドラマで見たいな・・

2023/09/08

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