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虚無回廊 1

虚無回廊 1

虚無回廊 1

作家
小松左京
出版社
徳間書店
発売日
1987-11-01
ISBN
9784191235557
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虚無回廊 1 / 感想・レビュー

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Aya Murakami

われらはレギオンのあとがき(だったっけ?)で宇宙を旅するAI関連の本として本書が紹介されていたので他館から取り寄せて読みました。 絆から自由になるために主人公のAI(作中ではAEイコール人工実存と呼ばれている)の行動は先日読んだ水銀灯が消えるまで収録の道端さんを連想してしまいました。やはり彼も形だけの絆でがんじがらめにされながらも行き場のない感情や逃れたい現実をかかえていたのでしょうか?彼の元になった男性も家族関係うまくいってなかったみたいですし…。続きが気になります。

2018/11/16

猫又寅男

消費税が5%の頃に買って放っておいたのを、現在脳内で小松左京祭開催中なので引っ張り出して来たが、めちゃくちゃおもしろい。 いろんな意味でスケールが大きい。突如現れた人工天体は長さ2光年だし、それを探査に行くのはAIを進化させたAE(人工実存)。 未完というのが辛いけど、今刊行されてる分は読む。

2017/02/06

ノメ

人工実存:知能だけではやっぱり足りないか・・・

2011/08/29

aki

プロローグの洞窟と亀の比喩でもわかる通り、小松得意のセックス小説ですな。『日本沈没』は太平洋オ○○コに日本列島チ○○コを突っ込む話だったが(太平洋とゴボウという比喩そのままだ)、この作品は、さらにスケールがデカい。長さ数光年のシリンダー型オ○○コに長さ数十メートルの地球性の人工実存チ○○コが突っ込んでいく話だ。この比喩を突き進めると結末も見えてくる。SSの目的は宇宙のさまざまな種族を呼び集め、SSとまぐわらせることで、この宇宙を新たな段階へと導く新生命体を生み出そうとしてるんだろうね。完結を見たかった。

2018/10/28

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