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残心 (文芸書)

残心 (文芸書)

残心 (文芸書)

作家
鏑木蓮
出版社
徳間書店
発売日
2018-12-07
ISBN
9784198647322
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あらすじ

地元情報誌の記者・国吉冬美は、心酔するルポライターの杉作舜一が京都にきていることを知り心躍らせる。杉作は老老介護をテーマにしており、寝たきりで認知症を患う妻を介護する夫の取材に赴く。しかし妻は絞殺され、夫は首を吊って死んでいた。夫婦の死には何らかのメッセージが込められている、と杉作は調査を開始。そんな杉作のルポを手伝うことになった冬美は、哀しき事件にまつわる京都の闇と対峙する――。

残心 (文芸書) / 感想・レビュー

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いつでも母さん

そこにある『老老介護』これは現実。高齢者医療・在宅医療が潜む。これは国民皆保険制度の破綻を示しているよね。観光地・京都の宿泊事情も絡めて体の良い立ち退きも孕んでる?と勝手に想像が膨らんだ。老老介護の無理心中・・さすがに犯人は当たりが付いたが、(ルポライターが怪しすぎたよね)地元情報誌記者・冬美は本来の仕事がおろそか過ぎで気になった。ルポのあり方に警鐘を鳴らすのか?問題が山積み過ぎて鏑木さんはどこに焦点を当てたかったのだろう。『医食住』この国はどうなるのだろう・・不安になる。

2019/02/16

ダイ

老々介護の問題提起?。う~ん、あきらかに怪しい人物がそのまんまじゃん。

2019/01/18

ゆみねこ

老々介護が招いた悲劇か?無理心中の現場に居合わせるはめになったのは、ルポライターの杉作舜一。彼に憧れるフリーペーパーのライター・国吉冬美。うーん、慟哭のラストという帯は、やや煽り過ぎかな?

2018/12/30

タイ子

京都で情報誌の記者をする冬美、彼女が憧れてやまないのがルポライターの杉作。立て替え前の古いアパートで高齢夫が妻の介護を苦にして妻を殺した後、自殺するという事件が起きる。直後にそこに居合わせたのが杉作。彼は日本のこれからの高齢者医療、在宅医療、老々介護をテーマに取材中。憧れの杉作と出会えた冬美は仕事の片手間に杉作の手伝いに奔走。そこから見えてきた医療問題、やるせない事実、許されない行為、何だか悔しいやら、腹立たしいやら・・・。こんな事実が真実にならないこと祈りながら読了。冬美、もちっと本職も頑張ろうや。

2019/02/13

しゃが

今一つ。独りよがりの正義感、良心的な正義感、寛容な正義感など、「正義感」は時と場合に大きく揺らぐのだ。老老介護の果てに命を絶った夫婦を発見したのはルポライターだった。その背後には、何があったのか…から始まるミステリー。老老介護の問題に「衣食住」ではなく「医食住」なのだというテーマは面白かったが、全体にぼやけていた。京都が舞台になっているが、地理的なことが多くて不案内な読者にはわかりにくいだろう。帯に「恐るべき京都の闇」とあって手に取ったが、過大表現?主人公が途中から刑事(?)のようになるのも不自然(笑)。

2019/01/19

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