KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

絵草紙 月夜遊女

絵草紙 月夜遊女

絵草紙 月夜遊女

作家
泉鏡花
アダム カバット
山村浩二
出版社
平凡社
発売日
2020-03-20
ISBN
9784256984413
amazonで購入する

絵草紙 月夜遊女 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

凛風(積ん読消化中)

アンコウの中から生まれた妖女が、引退した政治家に取り入って、共に暮らすようになる。これは、もう、徹頭徹尾、笑いを目指した感があって、流麗な文語体で書かれているにも関わらず、吹き出してしまう可笑しさ。 絵草紙なので、挿絵も沢山あって楽しい。 絵のあるページは、登場人物のセリフが誰が言ったかわかるように書かれている。そのあとにもう一度、原文だけのページが続く。アダム・カバットさんの註も分かりやすくて、読みやすかった。物語の舞台になっている地域が、よく知ったところなので、現在との違いが、また、楽しい。

2021/09/07

感想・レビューをもっと見る