今昔物語集 今も昔もおもしろい!おかしくてふしぎな平安時代のお話集 (ストーリーで楽しむ日本の古典 7)
今昔物語集 今も昔もおもしろい!おかしくてふしぎな平安時代のお話集 (ストーリーで楽しむ日本の古典 7) / 感想・レビュー
たまきら
昔から楽しまれているお話って、やっぱりなんで残っているのかわかるなあ。娘さん、絵本の今昔物語にはなじみがあるので、もう少し文章が多いものにも出会ってほしくて借りてみましたが、本人は興味を持たず。逆にオカンが楽しみました。不思議なお話、笑えるお話、女子が活躍するお話、怖い話。他愛もないものかもしれないけれど、こういうお話がたくさん残っている日本の文化が大好きです。
2021/10/15
ヒラP@ehon.gohon
知っているお話、知らなかったお話、読んで今昔物語が実に多種多彩な物語集だったことを実感しました。 古典と言いながら、現代の物語の基になっている作品も複数あって、とても親しみを覚えました。 身近さを感じさせる現代語訳の今昔物語です。
2021/10/01
mm
今昔物語は12世紀の後半に成立したらしい。当時の民間伝承や噂話、珍しい話のようなものを採話しているのは、第3部。1部と2部は仏教説話集らしい。この本ではいかにも巷の噂という感じを盛り上げるために、会話で話が進むようにしている。そして所々で、この話は今のなんとかに繋がっているのかもという解説が入る。挿絵もあるし、子どもが読んでも何かは覚えていてくれそうな作りになってると思う。芥川が使った羅生門と芋粥。元を読むと芥川のひねり方がよくわかる。ある日突然発心して阿弥陀仏に帰依する、讃岐源太夫の話は知らんかったな。
2021/05/07
おはなし会 芽ぶっく
今昔物語集の中から、親しみやすい話をまとめたもの。令丈さんの解説も面白い。どの巻に入っているかなども明記してあって良かった。『 浮気男の失敗(巻第二十八第一話)/ 猫をこわがる男(巻第二十八第三十一話)/ 怪力のお姫様(巻第二十三第二十四話)/ 芋がゆをふるまったかっこいい将軍(巻第二十六第十七話)/ 光輝く陰陽師・安倍晴明(巻第二十四第十六話)/ 琵琶の名人と鬼(巻第二十四第二十三話・第二十四話)/ 瓜とふしぎな老人(巻第二十八第四十話)/ 水に溶けた人(巻第二十七第五話) →
2021/10/21
あおい
不思議な話、恐ろしい話、ありがたい話…今昔物語を読みやすくアレンジしています。古典は読みたいけど難しそうって思っている人にオススメ。
2019/08/04
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