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パパのしごとはわるものです (えほんのぼうけん27)

パパのしごとはわるものです (えほんのぼうけん27)

パパのしごとはわるものです (えほんのぼうけん27)

作家
板橋雅弘
吉田尚令
出版社
岩崎書店
発売日
2011-04-23
ISBN
9784265070473
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「パパのしごとはわるものです (えほんのぼうけん27)」のおすすめレビュー

棚橋弘至が悪者に! 父から息子へ伝えたい大切なこと。映画『パパはわるものチャンピオン』原作絵本はパパ必読!

©2018「パパはわるものチャンピオン」製作委員会

 新日本プロレスによる真夏の最強決定戦で、見事チャンピオンにのぼりつめた棚橋弘至が主演をつとめる映画『パパはわるものチャンピオン』。「100年に一人の逸材」と呼ばれるエースが、真逆のわるもの? というのも気になるところだが、原作が絵本だというのはご存じだろうか。『パパのしごとはわるものです』『パパはわるものチャンピオン』(ともに、板橋雅弘:作、吉田尚令:絵/岩崎書店)。もし「へ~そうなんだ、でもプロレス興味ないし……」と思った方はちょっと待ってほしい。この絵本、子供だけでなく働くすべての大人たちに読んでもらいたい作品なのだ。

『パパはわるものチャンピオン』(板橋雅弘:作、吉田尚令:絵/岩崎書店)

『パパのしごとはわるものです』(板橋雅弘:作、吉田尚令:絵/岩崎書店)

 ストーリーはシンプル。学校の宿題で「お父さんの仕事」を調べるために、パパの車にこっそり乗りこんだ“ぼく”。筋肉モリモリのパパがなんの仕事をしているのか――向かった先は体育館。なんとパパはゴキブリマスクという覆面悪者レスラーとして…

2018/9/21

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パパのしごとはわるものです (えほんのぼうけん27) / 感想・レビュー

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Kawai Hideki

表紙がストーリーのすべてを語っている。お父さんの仕事を調べるために、こっそり後をつけて行ったら、悪役レスラーだった・・・というお話。リングの上では、お父さんが、卑怯な手で正義の味方を痛めつける。観客はブーイングの嵐。やがて、正義の味方が反撃に出て、お父さんはやっつけられる。観客は大歓声。少年は、お父さんが大嫌いになり涙ながらに問いつめる。しかし、帰って行くお客さんの楽しそうな顔を見て、父親の仕事の本当の意味を知るのだった。「パパは がんばって わるいことを しているんだ。 わかるか?」の言葉が目にしみる。

2016/06/10

masa@レビューお休み中

もう表紙からして、いかにも悪者ですという感じですよね。主人公の男の子は、学校の宿題で「お父さんの仕事」を調べなくてはいけません。でも、お父さんの仕事がわからないので、内緒でお父さんのあとをつけることにします。いわゆる、尾行というやつですね。めでたく、尾行はうまくいきます。お父さんの仕事も見学することができました。でも、男の子はお父さんの仕事にショックを受けて、なんだか納得がいかないようなのです。この物語を読んでいると、大人には大人の事情がある。でも、子供にも子供の事情があると言われているような気がします。

2013/06/08

紫 綺

パパの仕事は何だろう?こっそり付いていったボクが見たのは?ほのぼのとした親子愛を描いた名絵本♪愛嬌のあるかわいい絵が好き!

2020/07/05

鱒子

図書館本。絵本の映画化という珍しい作品。親子愛のストーリーです。「ぼく」の表情がとても良いです。家では見せない父親の仕事人としての顔を ほろ苦い思いで受け止めるぼく。パパカッコいいな!

2018/09/10

papapapapal

「お父さんのしごと」を調べるという宿題のため、こっそりパパの車に乗り込んだぼく。パパのおしごとが「悪役レスラー」だってことをはじめて知り…大きなショックをうけてしまいます。ぼくは正義の味方になりたいのに…。顔を隠して悪いことをして、正義の味方にやっつけられるパパなんて、大嫌いだ! すぐ読めちゃうけど、内容はかなり深い。。この題材だけで長編になりそうだな、と思ってたら、続編がある上に映画化もされているとのこと。読まねば!

2021/02/25

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