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疵痕とラベンダー (潮文庫)

疵痕とラベンダー (潮文庫)

疵痕とラベンダー (潮文庫)

作家
太田紫織
出版社
潮出版社
発売日
2023-10-20
ISBN
9784267024054
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疵痕とラベンダー (潮文庫) / 感想・レビュー

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よっち

両親の離婚で父親の故郷・札幌市に引っ越してきた昴。転校先の高校で双子の妹・茜音を亡くした幼馴染の宵深と再会する青春ミステリ。転校当日に学級委員の宮川と人気歌手の配信を見ていた時、昴と宵深が気づいてしまう異常に課金をするクラスメイト。一時的に保護者として同居している叔母の恋愛相談、迷子の愛犬探しで名乗り出てきた別の飼い主。今も意識する存在で、一緒に謎解きする寡黙でミステリアスな宵深との距離感は、妹の死もあってか近くても何とも難しい印象でしたけど、最後の認識のズレが一体何を意味するのか続刊も期待したいですね。

2023/11/21

糸巻

家庭の事情で札幌に住む叔母と暮らすために引っ越してきた男子高校生・昴。隣に住む宵深は幼い頃によく遊んだ女の子で転校先の学校のクラスメイトだ。北海道が舞台で主人公も男子高校生ときたら櫻子さんシリーズを思い出して楽しみに読んだ。日常を描いた掌編1話を含む3話収録の連作短編青春ミステリ。主人公の昴がどこにでもいそうな普通の子に対して、宵深がとてつもなくミステリアス。双子の妹がなぜ亡くなったのか不明だし、昴の育ての母も何か事情がありそうだし、ラストのアレなんかもう…。続編がなきゃ納得できない!

2024/02/06

ツバサ

謎の塩梅が絶妙で青春具合も上手く絡まっていました。

2023/10/23

leo18

両親の離婚でかつて住んでいた札幌に引っ越してきた昴は幼馴染の宵深と再会する。2人の距離感が甘酸っぱい青春小説のようで、エピソードはドロドロ系。ラストも宵深と亡くなった双子の茜音には秘密がありそうという爽やかではない読後感。

2023/12/09

Mayrin

謎解きは微妙ですが、高校生の日常がほのぼのして面白いです。ただ終わり方が気になりすぎる。

2024/03/08

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