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環境問題の噓 令和版 (MdN新書)

環境問題の噓 令和版 (MdN新書)

環境問題の噓 令和版 (MdN新書)

作家
池田清彦
出版社
エムディエヌコーポレーション
発売日
2020-10-06
ISBN
9784295200352
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環境問題の噓 令和版 (MdN新書) / 感想・レビュー

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trazom

令和版とあるが、(新型コロナを除き)従来の先生の主張の繰返しが多く新鮮味がない。いつまでダイオキシンや環境ホルモンの恨みに拘るのか! 地球温暖化に対しては、私自身、昔は池田先生の批判に共感していたが、IPCCの第5次報告書(2013年)から考えを改めた。第4次に較べて圧倒的に科学的知見が深まり、もはや懐疑論を差しはさむ段階ではないと感じている。構造主義生物学者として、また哲学者(「生命の形式:同一性と時間」は名著!)として尊敬する池田先生が、ジャーナリズムに利用されているような感じがする出版で、悲しい。

2020/12/21

ミッキー・ダック

環境問題の嘘 令和版} 著者は早稲田大学名誉教授の生物学者。14年前出版の改訂版。本書で扱われている環境問題は、地球温暖化、エネルギー問題、原発問題、ゴミ問題。食糧問題、人口問題、新型コロナと幅広いが、共通するのは、環境問題とは「金のなる木」=ビジネスとして資本によって作られ、科学的仮説を盾にし国民や政府を騙すペテンだということ。マスコミが加担してあおり、政府が政策や法律に反映して、ビジネスを後押ししていると。一旦流れが出来てしまうと金が動き、科学者さえも研究費のために加担し始めるという悍ましい現実。

2022/01/23

香菜子(かなこ・Kanako)

環境問題の噓 令和版。池田 清彦先生の著書。環境問題の噓、地球温暖化の噓、エネルギー問題の噓、ゴミ問題の噓、食料問題の噓、人口問題の噓。メディアが報道する内容の中には、環境問題の噓、地球温暖化の噓、エネルギー問題の噓、ゴミ問題の噓、食料問題の噓、人口問題の噓が少しは混じってしまっているのかもしれない。でも、全部が環境問題の噓、地球温暖化の噓、エネルギー問題の噓、ゴミ問題の噓、食料問題の噓、人口問題の噓であるというはいくらなんでも言い過ぎだし現実逃避。現実逃避しても環境問題は解決しないから。

2021/12/03

kubottar

環境問題は時代時代において流行りがあり、今は二酸化炭素削減が錦の旗になっているという説明はわかりやすい。昔、オゾン層を破壊すると言われたフロンガスが禁止されましたが、今それは関係がないことがわかったけど、それに関する仕事はなくなっておらず、利権と化しているという話を聞いて、環境問題も結局はビジネスでしかないと残念な思いが膨らみました。

2021/02/15

紙狸

2020年10月刊行。新型コロナ流行を踏まえ旧版をリニューアルした。世の中で優勢な意見に異議を唱える。個人的に一番興味深いのは「地球温暖化」を巡る論。▽地球は温暖化している▽その主因は人為的なCO2の増加だ▽温暖化をくいとめるためCO2排出を削減せねばならないーという、一般に流布した説に反駁する。著者が強調するのはデータに基づいて考えよう、ということで、この点は同意できる。少数派の科学者の意見がキチンと紹介されて、多数派と議論して、科学に多少の素養がある国民が判断できればいいのだが。現状は違うな。

2021/02/20

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