経営読書記録 表
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経営読書記録 表 / 感想・レビュー
KAZOO
著者による2分冊にわたる書評の本の1冊目「表」です。分野としては著者のご専門の経営学の枠を飛び出していて読んでいて楽しくなります。私はすでに読んだものもありますが未読のものが多くこれから読んでみようという気にさせてくれます。第1章の「書籍解説」は本当に読みでがあるもので確かに書評ということではなくその書物のエッセンスが語られています。アダム・グラントの「THINK AGAIN」は私も原書で読んでいるので非常に参考になりました。第2章の「様々な書評」では著者との対談もあったりして楽しめました。
2024/01/18
モーモー
楠木さんのオススメ本の紹介。全てとは言わないが手に取って読んでみたい本が増えました。 高峰秀子さん、落合本、中神康議さんの本は特に読みたいです 長期利益というキーワードにこだわっていることも理解できました
2024/02/17
ゆうすけ
年始に裏を最初に読んで、表に戻ってきました。第1章の書籍解説の最初の3冊は解説を書かれたのをきっかけに読んだことがあるもの。ものすごい長尺な解説で、正直本よりも面白い。既読の文章も割とあるのですが、それでも十分楽しめる。松本清張への愛着がすごい。個人的に清水洋『野生化するイノベーション』の書評が一番面白かった。なぜ野生化なのか激しく腹落ちしました。是非楠木・清水対談を聞いてみたい。どこか企画してくれないかな。
2024/01/20
しゅー
★★★ほんとうに著者の書評は面白い。つられて紹介された本を買うと「書評の方が面白かった」なんてこともある。本書の最初の方は書籍解説が載っており、その中でも中神康議の著作2冊に関する楠木さんの解説がとにかく良い。凡百なビジネス本一冊分の価値はある。著者は私と違ってどんなに良い本でも読み終わったらブックオフで処分してしまうらしい。そんな彼でも捨てられなかった本の一冊に石井光太郎『会社という迷宮』が挙げられているのを見てうれしかった。同書は私も最近読んで感銘を受けたのである。ところどころの「特殊読書」も楽しみ。
2024/01/13
Jiny
かならずしもこの本で紹介されている書籍を読みたいと思うわけではないけれど、何かしら本を読んで自分の知性を向上させたいと行動したくなる読み物。学者らしくない文体が読みやすい。
2024/01/23
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