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経営読書記録 裏

経営読書記録 裏

経営読書記録 裏

作家
楠木建
出版社
日経BP 日本経済新聞出版
発売日
2023-12-15
ISBN
9784296119073
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経営読書記録 裏 / 感想・レビュー

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KAZOO

楠木先生の「経営読書記録(裏)」ということで、表に比べるとやはり表題に近い経営関連の書物はあまりなく、小説やエッセイ、映画の感想、対談、鼎談がほとんどを占めています。有料のブログに掲載したものをここに記されたようです。様々な分野の本を読んでいて、帯にあるように「経営についての思考の血となり肉となった読書の軌跡」という言葉が当てはまるのでしょう。いくつか読んでみたい本があります。

2024/01/31

ゆうすけ

あけましておめでとうございます。今年一発目は年末に発売された楠木先生の新刊でした。氏の著作のファンで、ほぼ読んでいる気がしますし、本書のもとになった「〜の頭の中」も実は初期から講読しています。なので1、4-5章は読んだことがあるはずなのですが初見なみに楽しめました(音楽は興味がないので5章だけはちょっとついていけず)。スマホで読むと本当に流し読みしかしていないことをあらためて認識。どこをとっても楠木節が連発で楽しめけるけど、確かにコアの読者しか買わないかもと思いつつ。晶文社に断れたのも何となく納得でした。

2024/01/04

しゅー

★★本書は著書の有料ブログのコンテンツ「楠木建の頭の中」を書籍化したものだそうだ。「表」から続けて読んだので重複感もあり、さすがに途中でお腹いっぱいになる。古川緑波、高峰秀子、西村賢太、三島由紀夫、堤清二など著者好みの顔ぶれが、手を変え品を変え、繰り返し登場するのだ。後半になると書評以外にも映画・音楽の話題が出てきて、興味を取り戻す。それにしても好みがはっきりしているこの著者、映画・音楽については私の趣味とはあまり合わなかったのが残念である。任侠ものを繰り返し観ようとは思えないな。世代の違いなのかしらん?

2024/01/14

Go Extreme

読書という行為は事後性が強い 自由な書評:好き嫌いの達人 江戸との連続性 教育者・高倉健 どこをとっても高峰秀子 『わたしの渡世日記」の原型 コンセプトの力 自己陶酔の愚 嗅覚の作家 談志の二面性 正論の限界 自分の本能に忠実に生きる 自覚的生活 社会進歩はゆっくりと   対話する書評:経営する哲学者 言語的反射神経の切れ味 諦めから行動が生まれる 自著を語る:絶対悲観主義 映画を語る:キャスティングの妙 内省と再生 音楽を語る:寸簡時間の愉悦 刷り込む 超絶的幸運 貪欲な天才 

2024/01/29

Akira Suzuki

学べる書評。 書評を読んでこんなにメモを取ったり、学ぶことが多いのは珍しい。濫読派の著者らしいジャンルの広さ。好奇心がものすごく強いのだろう。好き嫌いの軸がはっきりしているためなのか、文章の歯切れが実に良い。テンポよく読める。おかげさまで、読む候補の本を大量に教示してもらった。まずは経営読書記録「表」のほうも読まないと。

2024/04/05

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