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12歳の少女が見つけたお金のしくみ

12歳の少女が見つけたお金のしくみ

12歳の少女が見つけたお金のしくみ

作家
泉 美智子
佐和隆光
水元 さきの
モドロカ
出版社
宝島社
発売日
2020-05-27
ISBN
9784299005052
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12歳の少女が見つけたお金のしくみ / 感想・レビュー

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いお

小学6年生の子が夏休みの自由研究で書いた「モノの値段を考える」というレポートを基にした経済の本。かわいい絵のストーリー仕立ての部分もあり、非常に読みやすく、説明の部分も分かりやすい。需要と供給、値段の決まり方、インフレとデフレ、教科書では小難しいワードが実に自然に理解できる。ビックマックの値段が国によってちがったり、それを1個買うのに必要な労働時間がまた国によって違ったりと、面白かった。小学生ならではの視点、時間の値段や命の値段の話もあり、楽しく読めて賢くなる本だった。

2020/07/17

うー

【夏休み子どものためのお金セミナー】に参加し自由研究として『モノの値段を考える』というレポートを書いた小6の女の子。それを原案に、この本が完成したという。"景色、空気、水の値段""家事労働の値段"など身近で見過ごしそうなモノにしっかり着目。原案自体がイラスト豊富でとにかくわかりやすい。難しそうな『経済学』。調べあげることは楽しいこと。と、ぎっしり書かれたレポートが語っている。

2020/07/09

なべちゃん

「時間の値段」「命の値段」「臓器の値段」なんて考えたことも無かった。 それにしても、これが小学生の自由研究とは😲

2021/06/18

四季

私は大学(経済学部でした…)で機会費用の考え方を知り、有用と感じてましたが、12歳の少女の自由研究で取りまとめられてるとは驚き。他にも臓器売買や時間について着目するとは。いやはや自分の学生時代を思い返し、なんだかお恥ずかしながら…。大人が読む分には知っているばかりと思いますが、慣れているからこそ流してしまっている部分を見直すキッカケにはなるかなと

2022/02/04

文々

思ってみなかったことを12歳の少女が考え、この本の元となるものを1週間でまとめてしまうとは!ちょっとしたストーリー仕立てだったり、イラストや色使いが可愛くて読みやすかったけれど、内容や重要なワードはちゃんと説明もされていて勉強になった。「いろいろなモノの値段」や「労働の値段」にはなるほどなと思った。特に家事などのことを(シャドーワーク)ということは覚えておきたい。忘れた頃に何度も読んで、基本的なことはこの本で経済の色んなイメージをつかみつつ覚えていきたいなと思った。

2021/10/13

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