賢くしなやかに生きる脳の使い方100
賢くしなやかに生きる脳の使い方100 / 感想・レビュー
とよぽん
脳科学や心理学による知見をもとに、一般の人がわかるように具体的な説明をしている。先の見えない時代に不安や悲愴感を抱くのは、ごく当たり前の状態であると肯定し、そこでどのように考えて行動していけば自分を見失わず、自由や幸せを感じられるのか・・・。中野信子さんがドーンと100のメソッドを示してくれました。読みやすい。
2023/10/07
tetsubun1000mg
時々昼のTV番組でコメンテーターを務めていつも冷静なコメントを述べられる印象だったが、脳科学者と心理学を修めている方だった。 人間の行動やなぜそう考えるのか、脳の特性と心理学を使って冷静に解説してくれる。 項目も100の単元に分けているので読みやすく、一つの課題に結論が示されるのでわかりやすい。 同時に読んでいるパリ在住の直木賞作家でミュージシャン辻仁成氏のエッセイが「一度しかない人生なのだから、自分の道は自分で決めてシャブリつくせ」と言っていることにも通じるものがあるように感じた。
2023/06/26
chie
実用書的に構成されていて、読みやすかったけれど、最終章、人生の質を高める方法では、ネガティヴ・ケイパビリティの重要性の様なことまでもが、さらりと書かれている。読後、私の頭に引っ掛かったのは、「人間は生物としては「一夫多妻型」の種」ということ。世の中を見る目が変わってきそう。著者の言う「自分をていねいに扱う」ことは、一見利己主義の様に見えて、そうではないことが理解できる...かもしれない本。
2023/08/05
Janjelijohn
脳の特性を上手く利用すれば、毎日をもっと楽しく、幸福に生きられる。前向きな気持ちにさせてくれる本。迷ったときは面白そうな方を選ぶ、人は自分の見ている目的地の方向へ進んでいく、という言葉が印象に残った。
2023/11/18
miu
やっぱり実力や内面だけではどうしようもなくて、他者との関わる中で外見・見た目は相当大事。それは自分自身にも良い影響を与える。脳って単純だから、見た目がいい人を信用し引き上げようとするんだね。あとは新しい物事にどんどん手を出す。日常が戻ってきている今、同じことばっかりしていないで外に出たり新しいことにチャレンジしてみよう。
2023/09/24
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