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がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

作家
岩木一麻
出版社
宝島社
発売日
2022-09-06
ISBN
9784299033703
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「がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)」のおすすめレビュー

「人工的に人をがんにさせられるのか?」保険金詐欺や殺人事件が絡む医療ミステリー、待望の文庫化! 『がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎』

『がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎』(岩木一麻/宝島社)

 ミステリーファンの間では定評のある『このミステリーがすごい!』大賞の15回(2016年)大賞受賞作『がん消滅の罠 完全寛解の謎』(岩木一麻/宝島社)。幾重にも仕掛けられたトリックと「最先端がん治療」が結びついた異色の医療ミステリーは大きな注目を集め、TVドラマ化もされた。2021年には続編『がん消滅の罠 暗殺腫瘍』が刊行され、現在「がん消滅の罠」としてシリーズ化。累計47万部を超える大ヒットを記録している。このほどそのシリーズ2作目『がん消滅の罠 暗殺腫瘍』が宝島社文庫から『がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎』として待望の文庫化。より手に取りやすくなったいまこそ、本シリーズ未体験の方もどっぷりハマるチャンス! だ。

 がんと診断されると未払いの住宅ローンの支払い義務がなくなる「がん団信保険」を契約したあと、上限に近い1億円の物件で住宅ローンを組み、ほどなくしてがんと診断。しかもいずれも珍しいメラノーマという皮膚がん……どうにも都合のいい事例が5件も続けておきたことを不審に思った大手保険会社勤務の森川は、…

2022/10/7

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がん消滅の罠 暗殺腫瘍の謎 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ) / 感想・レビュー

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さち@毎日に感謝♪

「がん消滅の罠」の続編。前作を忘れかけていたのですが、読んでいるうちに思い出しながら読んでました。がんで暗殺するといった事が現実になったら怖いです。また続編もありそうな終わり方でした。

2022/11/01

ゆう

シリーズ2作目。今度の謎は“人工的に人をがんにすることはできるのか”というもの。ほぁ〜、技術的にはそんなこと出来るのか。このシリーズ面白い。ぜひ続刊を。

2022/11/15

まぁみ

面白かった!前作を読んでから日が浅いこともあり、主要キャラの面々にたっぷり楽しませてもらえました。しかし、よくこんな設定を考えられるものです。本当にありそうだし、起こりそうだから実に怖い。医学知識が全面に散りばめられていて、読後、自分が少し頭が良くなった気がした(笑)。人体がネックになる、なかなか目にする機会のない作品なので、斬新さもある。が、医療だけでなく、保険についても知識を得られることもまた、嬉しいかも。保険金詐欺から医師の連続殺人、スケールの大きさに驚きました。シリーズ三作目が待ち遠しい!

2024/02/25

栗山いなり

がんを利用した犯罪計画の全貌解明に夏目達が挑む医療サスペンス小説。今回でめでたくシリーズ化した訳だが、このシリーズなんでちょっとしたSFになってしまうんだろうなーって思った

2022/10/30

竹ピコ

初読の作家さん。シリーズ物だったみたいです。がんを使った犯罪の物語。医療関係の用語とか難しかったけど面白かったです。自分の仕事の上でも、代替医療に関しては、耳にすることも普通の方よりは少なくないと思う。医療だけではなく、あらゆる面で様々な選択肢が増えた時代。それに巣食う悪徳な商売も増えているように思う。自己責任の一言で片付けられる部分もあるが、提供する側にも誤った選択をしないようにする倫理観は求められている。今の時代を考えさせられる作品でした。

2022/10/01

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