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宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?

宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?

宇宙はくりまんじゅうで滅びるか?

作家
山本弘
出版社
河出書房新社
発売日
2007-07-01
ISBN
9784309018294
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宇宙はくりまんじゅうで滅びるか? / 感想・レビュー

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ふ~@豆板醤

2、うーん、なんだこれ。ドラえもんでバイバインが出る話の考察かと思いきや筆者のトンデモ話などを語ってるエッセイのような雰囲気。思ってたのと違ったから読み進めるのがしんどかった。(ここから話脱線→)ドラえもん本編では、バイバインで増やした栗饅頭は食べないと増え続ける設定だったけど、食べた後お腹で増えない理由が小さい頃からずっと疑問。。この本でも「栗饅頭で宇宙は滅びない」って断言してるし、バイバイン大したことないのかな(笑)

2017/07/20

bluemint

著者の山本弘は誠実な人だ。この本にまとめられたように、まえがきやあとがき、他人の本の解説でもあらすじなどでお茶を濁さず、一本のエッセイとして読めるほどの内容のものを寄稿する。と学会の本にしても、自作小説にしても対象にまともに向き合い、SFだからという安易な逃げ道に行かず、とっぴなアイデアにもしっかりした納得できる理論を構築する。書き下ろしの家族についての部分を読んで、彼の誠実さの秘密が垣間見えた。家族を大事に考えていることがよくわかる。

2018/05/15

にゃんころ

グループSNEメンバーである山本氏の側面しか知らなかったのですが、SF作家、「と学会」初代会長という面は本著で知りました。すみません(^^; 表題からドラえもん「バイバイン」オチに対する考察かな?と思ったのですが良い意味で予想外でした。主に過去寄稿したあとがきの再収録本となりますが、該当の書籍を読んでいなくても十分楽しめる内容なのがすばらしい。未読作品のあとがきを先に読むのに抵抗が無ければ面白い1冊だと思います。個人的には、特にSF作品のあとがきが非常に面白く、該当作品を読んでみたくなりました。危険(笑)

2017/10/31

barcarola

ドラえもんの「バイバイン」といえば、その内容を検証するコラムを時折見かける(私も語りたい!)屈指のエピソード。タイトルにあるのは山本さんによるそれである。他にもあとがきや解説などを集めたエッセイとなっている。SFや囚人のジレンマについてなど楽しく読めた。よくわからない部分もあるにはあったが(笑)。

2022/08/07

ひさか

2007年7月刊。「どんな話?」と気になるタイトルのエッセイ集。貴重な面白い話もあって、楽しめた。タイトルはドラえもんの不思議アイテムへの理屈付けで、こういうところは山本さんらしさがでていて面白い。後書きの再収録が多かったのが少し残念。

2014/11/25

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