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こうの史代

職業・肩書き
マンガ家
ふりがな
こうの・ふみよ

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1968年広島市生まれ。95年『街角花だより』でデビュー。『夕凪の街 桜の国』で第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞、第9回手塚治虫文化賞新生賞を受賞。主な著作に『ぴっぴら帳』『こっこさん』『平凡倶楽部』『この世界の片隅に』『ぼおるぺん古事記』がある。

「こうの史代」のおすすめ記事・レビュー

「この世界の片隅に」の世界観を再現! 昭和のくらし博物館で開催中の企画展が大好評

「この世界の片隅に」の世界観を再現! 昭和のくらし博物館で開催中の企画展が大好評

『この世界の片隅に』上巻(こうの史代/双葉社)

 昭和の一軒家を利用した「昭和のくらし博物館」にて、映画「この世界の片隅に」の展示企画「すずさんのおうち展」が開催中。複製原画展示や北條家の部屋を再現したコーナーが設けられ、「タイムスリップしたみたいで楽しい!」と大好評だ。

 同作は、こうの史代の漫画を原作としたアニメ映画。戦時中の広島に嫁いだ少女・すずが、嫁ぎ先の北條家で日々を懸命に生きる姿が描かれている。映画は2016年に公開され、ファンによる口コミで瞬く間に大ヒット。

「昭和のくらし博物館」は、昭和26年建築の庶民住宅を家財道具ごと保存・公開している博物館。お茶の間や書斎、台所、座敷、子ども部屋など、当時の暮らしがそのまま再現された貴重な施設だ。「すずさんのおうち展」では、複製原画や映画の資料コレクション、監督補・浦谷千恵による描き下ろし水彩画など貴重な作品を数多く展示。土間や台所、座敷ではまるですずが生活しているかのような風景が再現され、「映画に出てくる物に気付く度に嬉しくなった」「すぐ隣にすずさんがいるんじゃないかと思わされる」「住みたくなる…

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「早速涙が…」 ドラマ「この世界の片隅に」第1話放送で感動する視聴者続出!

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『この世界の片隅に』下巻(こうの史代/双葉社)

 2018年7月15日(日)に、ドラマ「この世界の片隅に」第1話が放送された。初回放送を見た視聴者からは、「原作も映画も大事にするような制作側の熱が伝わってくる!」「1話から早速涙してしまった」と話題になっている。  こうの史代の漫画を原作とした同ドラマは、戦時中の広島県を舞台に松本穂香が演じる主人公・浦野すずの半生を描いた作品。昭和9年のある日に少女・すず(新井美羽)は、お使いの帰りがけに川原で絵を描いていたところを人攫いに捕まってしまう。しかし、先に捕まっていた少年・北條周作(浅川大治)の機転で無事逃げ出すことに成功。自宅に帰りついたすずは、その出来事を夢のように思い出していた。  時は過ぎ昭和18年秋。祖母・森田イト(宮本信子)の家で手伝いをしていたすずのもとに“すずを嫁に欲しい”という人が来ていると連絡が入る。事情がわからないまま自宅へと急ぐすずは、道すがらで幼なじみ・水原哲(村上虹郎)と遭遇。哲が“嫁に欲しい相手の人”だと勝手に思っていたすずは、哲から法事に帰ってきただけと聞かされさらに混…

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「最強感がすごい!」 ドラマ「この世界の片隅に」キャスト&スタッフ解禁に大反響

「最強感がすごい!」 ドラマ「この世界の片隅に」キャスト&スタッフ解禁に大反響

『この世界の片隅に』上巻(こうの史代/双葉社)

 7月から放送される連続ドラマ「この世界の片隅に」のキャスト・スタッフが解禁。ドラマ化発表で大きな注目を浴びていただけに、ファンからは「期待値が爆上がりした!」「かなり“本気度”の高いドラマ化だな」と大反響が巻き起こっている。

 同ドラマはこうの史代の同名マンガが原作。太平洋戦争真っ只中の広島を舞台に、嫁ぎ先の北條家で暮らす“すず”のかけがえのない日常を丹念に描く。2016年には片渕須直監督によってアニメ映画化され、ロングランヒットを記録した。

 戦下を自分らしく前向きに生きるヒロイン・すずを演じるのは、約3000人のオーディションを勝ち抜いた松本穂香。すずの夫で、手を取り合いながら激動の時代を生き抜いていく北條周作役には松坂桃李が決定した。ほかにも、尾野真千子・田口トモロヲ・伊藤蘭といった演技派が集結。

 演出を務めるのは、「カルテット」「逃げるは恥だが役に立つ」といった話題作を手がけてきた土井裕泰。「ひよっこ」などでかけがえのない日常を丹念に描いてきた岡田惠和が脚本を担当する。また、音楽には宮崎駿作…

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こうの史代「毎週見守りたいです!」『この世界の片隅に』連ドラ化に大反響

こうの史代「毎週見守りたいです!」『この世界の片隅に』連ドラ化に大反響

『この世界の片隅に』上巻(こうの史代/双葉社)

 こうの史代『この世界の片隅に』がテレビドラマ化されることが決定。アニメ映画で話題になった同作が連続ドラマになるとあって、世間からは「びっくりしたしめっちゃ楽しみ」「すずは誰が演じるんだろう!」と注目を集めている。

 同作は太平洋戦争の真っ只中である広島を舞台に、平凡に生きるごく普通の女性・すずの人生を描いた物語。2016年には片渕須直監督によってアニメ映画が製作され、「言葉にならないくらい深い感動を味わった」「戦争の悲惨さだけでなくその中の日常が丁寧に描かれている」「どんな苦労をしても前向きに生きようとするすずさんに生きる大切さを学んだ」と、絶賛の声が後を絶たない大ヒット作品となった。

 ドラマ化の情報は2018年3月20日(火)発売の『漫画アクション』7号で発表され、誌上にはこうのからのコメントも掲載。こうのは「連続ドラマは、連載漫画ととても近い形の映像化だと思います」「すず達の日々を、皆さんと一緒に笑ったり泣いたりしながら毎週見守りたいです!」と読者にメッセージを送っている。

 アニメ映画ではすず…

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『この世界の片隅に』こうの史代が“鳥獣人物戯画”を現代風にアレンジしたら…

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『ギガタウン 漫符図譜』(こうの史代/朝日新聞出版) (C)こうの史代/朝日新聞出版

 動物たちのかけがえない日常を描いたほのぼの4コマ漫画『ギガタウン 漫符図譜(まんぷずふ)』が、2018年1月19日(金)に発売された。

 発売後わずか3日で重版が決定した同書は、“漫画の起源”ともいわれる国宝・鳥獣人物戯画を『この世界の片隅に』や『ぼおるぺん古事記』などで知られる“こうの史代”がアレンジした作品。登場するうさぎや猿、カエルといった動物キャラがチャーミングに墨で描かれている。

(C)こうの史代/朝日新聞出版

(C)こうの史代/朝日新聞出版

 さらに同書全体が世界初(!?)の“漫符事典(=図譜)”になっているユニークな仕掛けも。スマホのメッセージなどでおなじみの「汗マーク」や「ハートマーク」など、漫画特有の記号表現「漫符」を一つずつ事典のように著者自身が採集し、解説文を記載。そして“用例”として本編の4コマ漫画を描いている。

(C)こうの史代/朝日新聞出版

 あとがきでは「漫画の読み方」にも触れられている同書。「ソノラマ+(プラス)」では試し読みができ…

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こうの史代『夕凪の街 桜の国』NHKでドラマ化決定!「見ないわけにはいかない」と期待の声

こうの史代『夕凪の街 桜の国』NHKでドラマ化決定!「見ないわけにはいかない」と期待の声

『夕凪の街 桜の国』(こうの史代/双葉社)

 こうの史代の漫画『夕凪の街 桜の国』がNHKで実写ドラマ化されることが明らかに。2016年に大ヒットした映画「この世界の片隅に」の原作者による作品とあって、「こうのさんの作品なら期待できる」「きっと美しい映像になるはず。配役が楽しみ!」と歓喜の声が上がっている。

 同作の舞台は、1955年の広島と1987年、2004年の東京。原爆が落とされてから10年の歳月が経った広島を描いた「夕凪の街」と、被爆家族のその後に迫った「桜の国(一)」「桜の国(二)」の2部3話構成で成り立っている。『漫画アクション』に掲載後描き下ろしを加えた単行本が発売され、第9回手塚治虫文化賞新生賞と平成16年度文化庁メディア芸術祭漫画部門大賞を受賞。2007年には田中麗奈、麻生久美子の出演で映画化もされている。

 原作は「戦争が昔の話じゃなく今に繋がっている事を思い知らされる」「たった1巻の物語なのに胸が締めつけられるような重み」「あたたかい絵柄と言葉が余計に切ない。大切にしたい作品」と感動の声が続出。クラウドファンディングでアニメ映画…

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すずさんの日常がよみがえる! 映画『この世界の片隅に』のアニメ原画集発売&こうの史代の初期傑作『ぴっぴら帳』新装版登場!!

すずさんの日常がよみがえる! 映画『この世界の片隅に』のアニメ原画集発売&こうの史代の初期傑作『ぴっぴら帳』新装版登場!!

 2016年11月に劇場公開され、大きな話題となった“こうの史代”原作によるアニメ映画『この世界の片隅に』の画集『この世界の片隅に 劇場アニメ原画集』が、2017年11月10日(金)に発売。また、こうのによる4コマ漫画『ぴっぴら帳』の新装版(前編/後編)が、11月8日(水)に発売された。 「この世界の片隅に」のレイアウト&原画1,900枚以上を収録!

『この世界の片隅に 劇場アニメ原画集』(著:「この世界の片隅に」製作委員会、監督:片渕須直、原作:こうの史代/双葉社)

「日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞」や「キネマ旬報 ベスト・テン 日本映画 第1位」を獲得した『この世界の片隅に』の魅力を詰め込んだ1冊。片渕監督が監修を手掛け、映画に出てきた名シーンの数々を1,900枚以上のレイアウト&原画で楽しむことができる。さらに、2万字超の片渕監督インタビューも収録。 初期傑作の一つが新装版で登場!

『ぴっぴら帳』前編 (こうの史代/双葉社) 『ぴっぴら帳』後編 (こうの史代/双葉社)

インコと飼い主の女性の暮らしを描いた4コマ漫画の新装版コミックス…

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浅野いにお、今日マチ子、こうの史代… ジュンク堂池袋店ゆかりの作家陣の「撮影禁止」超レアPOP配信中!

浅野いにお、今日マチ子、こうの史代… ジュンク堂池袋店ゆかりの作家陣の「撮影禁止」超レアPOP配信中!

 1997年の開店以来、多くの本好きに愛されてきたジュンク堂書店池袋店。2017年8月28日(月)に20周年を迎えることを記念し、8月1日(火)より、「本を巡る物語」と題したフェア・イベントが各フロアで開催されている。  開店当初は10坪ほどだった地下1階コミックフロアは、2001年に現在の大きさに増床。今日に至るまで多くの作家の作品を送り出してきた。コミックフロアでの企画は、これまで縁のあった500名以上の作家が描いた思い出やコメントPOPが壁面を埋めつくす「私と池袋本店」というもの。伊藤潤二、押切蓮介、近藤聡乃、今日マチ子、浅野いにお、こうの史代、しりあがり寿、長崎ライチら大人気作家の直筆POPは見逃せない。

 8月1日(火)から10月2日(月)までの間、店頭では直筆POPが全て掲示されるが、それぞれの画像は“本屋がもっと楽しくなるアプリ”「本屋さんアプリ」上で日替わりダウンロードも可能。店内での撮影は禁止されているため、画像を入手するには同アプリが必須となる。8月1日(火)から8月3日(木)は伊藤潤二や日野雄飛など、8月2日(水)から8月4日…

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「こうの史代」の本・マンガ

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

夕凪の街 桜の国 (アクションコミックス)

作家
こうの史代
出版社
双葉社
発売日
2004-10-12
ISBN
9784575297447
作品情報を見る
長い道 (Action comics)

長い道 (Action comics)

作家
こうの史代
出版社
双葉社
発売日
2005-07-28
ISBN
9784575939620
作品情報を見る

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