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作家
奥田愛基
出版社
河出書房新社
発売日
2016-06-17
ISBN
9784309024714
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変える / 感想・レビュー

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nstnykk9814

続けてシールズ本2冊目。まず文章が本当にしっかりしている。23歳の大学院生が書いたとは思えない。中学生時代までを振り返った序盤も印象的で良かった。父親のことが気になってググってみたら、糞みたいな書き込みだらけで辟易した。炎上に荷担するようなごく一部の輩だと信じたいが、ネットはそういう輩ばかりが目について吐き気がする。

2016/07/13

緋莢

2015年5月創設、2016年8月に解散した「SEALDs」(シールズ:自由と民主主義のための学生緊急行動)。安全保障関連法案に反対する国会前抗議を主宰し、多くの人を集めた事で話題になった。その創設メンバーである著者はバブル崩壊真っ只中の1992年に生まれ、実家はキリスト教の教会、家には肉親でない「家族」が住んでいる事が多かった・・・いじめと自殺未遂、東日本大震災、メンバーとの軋轢etcその生涯とSEALDsについて。

2017/06/09

Hiroki Nishizumi

鳩間島の師匠の里子だったと聞いて読んだ。俺よりはるかにしっかりしてるな。まだ未熟なところも感じるけど、今後も精進して欲しい。

2017/10/06

脳疣沼

若者特有の鬱屈した思いとかは、私自身が若者なのでよく分かる。デモは魅力的だ。ドーパミンの放出量が半端じゃないのだろう。学園祭の実行委員長のお話を伺っているようであり、自分探しを描いた青春三文小説の趣きがある。先生に褒められそうな作文で、大人に好かれ若者に支持されなかったのがよく分かる。集団的自衛権は憲法上問題があるのはその通りだし、主張内容の大半はポエム(弱者切り捨てじゃなくて、健全で公正かつ持続可能な社会)なので、反対する気は起きない。ただ脱力するだけだ。安倍政権の方がそういう社会を作れそうだから恐い。

2016/08/22

kadoyan

「民主主義に観客席はない」こういいきる勇気をつちかった彼の生い立ちや葛藤など、自らに向き合いながら過ごしてきた等身大の奥田さんが透ける本でした。胸があつくなりました。

2016/06/21

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