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俵万智訳 みだれ髪

俵万智訳 みだれ髪

俵万智訳 みだれ髪

作家
俵万智
与謝野晶子
出版社
河出書房新社
発売日
2018-05-24
ISBN
9784309026886
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俵万智訳 みだれ髪 / 感想・レビュー

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真香

本書は、約20年前に刊行された俵万智さんの「チョコレート語訳 みだれ髪」の改題・新装版になる。与謝野晶子生誕140年記念ということで、装丁もオシャンティーな感じに。中身は、見開きで5首ずつ、右に原文、左に現代語訳された歌が載っていて、一度で二度楽しめるようになっている。今よりも閉鎖的で女性は慎ましいのが善しとされていた時代、こんなにもストレートに大胆に自らの想いを表現した晶子は、とても魅力的な人だったんだろうなと思う。31文字から熱量の高さがすごく伝わってきて、現代人の恋愛よりはるかに重みを感じる。

2020/06/13

ロア

晶子情熱的!(*´Д`*)

2020/03/25

Maki

妻子ある鉄幹への晶子の恋情は健やかで真っ直ぐでブレない。恋敵でもある登美子にも正々堂々と挑んでいる感じがいい。こんな女性はいつの時代でも女の憧れなのではないかな。少なくともわたしには。俵万智さんの言葉は晶子よりはすこし諦念。わたしによく馴染む。「それぞれの時間を過ごすバスタイムあなたは私の歌を詠まない」「名を問わず歌を交わしたあの夜をよくある一夜と思わないでね」「恋愛の花がはらはら散ってゆく分別くさい男の前に」

2019/05/12

若紫

短歌の解説はよくあるけど、現代語訳の短歌に書き直すというのがおもしろいし、よくできているなぁと感心した。元がみだれ髪だから当然ではあるが、俵万智の初期のサラダ記念日やかぜのてのひらのイメージのまま読むと、あまりの艶っぽさにたじろいでしまう(笑) 「罪おほき男こらせと肌きよく黒髪ながくつくられし我れ」→「完璧なボディに我は作られた「男」なるもの懲らしめるため」見返してやる!(笑) あと、琴がピアノになったり、襲(かさね)がブラウスになったり。

2018/12/06

akane

「みだれ髪」を存分に堪能できた1冊。解説を横に置かれるよりも俵万智さん流の現代語訳をシンプルに並べてあると原文と見比べながら色んなことに思考を拡げられるので良かった。原文も現代語訳も艶っぽくて色彩が鮮やかでとても素敵。31文字でこんなにも色んな感情を表せる日本語ってやっぱり美しい……。『さびしさに百二十里をそぞろ来ぬと云ふ人あらばあらば如何ならむ』の現代語訳が印象的。

2018/12/24

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