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皆川博子随筆精華II 書物の森への招待: 皆川博子随筆精華

皆川博子随筆精華II 書物の森への招待: 皆川博子随筆精華

皆川博子随筆精華II 書物の森への招待: 皆川博子随筆精華

作家
皆川博子
日下三蔵
出版社
河出書房新社
発売日
2021-07-23
ISBN
9784309029740
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皆川博子随筆精華II 書物の森への招待: 皆川博子随筆精華 / 感想・レビュー

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KAZOO

最近昔の怪奇小説・幻想小説などを東雅夫さんや日下三蔵さんが掘り起こし編纂されてアンソロジーを出されています。私にはうれしい限りです。この皆川さんの読書関連の随筆も日下さんが編纂されえた第2弾です。ミステリーなどは結構なじみのものが多いのですが、海外文学や幻想小説などはまだ読んだことがないのが多く、皆川さんの作品とともに読んでいこうと思うものが多くありました。

2021/09/30

HANA

ミステリの女王の随筆をまとめて収録した一冊。今回は編者曰く「皆川博子解説&書評集成」という事で、一冊まるまる他者の作品の解説と書評で出来ている。ミステリから始まり時代小説、海外文学やノンフィクション、幻想にホラーとジャンルは多岐に渡っているのだが、収められているどの作品にも、著者の解説の手腕によるのかもしれないけど、著者の作品が孕む美意識に通底するようなものが感じられ片端から読みたくなってしまう。そういう意味でやはり本書みたいなタイプは危険だなあ。様々な作品の魅力が万華鏡みたいに開陳された一冊でした。

2021/10/24

藤月はな(灯れ松明の火)

皆川博子女史の解説集。大好きな赤江瀑氏や恩田陸さん、服部まゆみさん、三津田信三氏などの文庫化作品へ寄稿した解説がまた、読めて嬉しい。一番、懐かしかったのはボアロー&ナルスジャックの「死者のなかから」の解説でした。実は2000年代のブックガイドでの皆川さんの紹介がきっかけでこの本に出会い、ボアロー&ナルスジャック作品に嵌った思い出があるのです。それにしても岩波文庫版「死都ヴルージュ」にも解説していたなんて知らなかったわ。早速、読み返そう!そして「夜のみだらな鳥」も読みたい!

2021/08/12

けろりん

皆川博子さんは、広大無辺の書物の大海原に文学の秘宝を求め、万里の波涛を漕ぎ渉る勇猛果敢なる『海賊女王』であらせられる。慈悲深き女王陛下は、探究の旅で得た宝物を、麗しく謙虚な言葉の茵に載せて、畏くも臣民に披露し給う。陛下の御掌に取られ、深甚な智識に愛でられ、一層輝きを増した至宝を眼にする僥倖を得た者は、忽ち桃源郷へと誘われ、その忘れ難い欣びを中毒者のように求めて、遥かな航路の水脈を慕い追い続けるのだ。

2021/09/21

ぐうぐう

『皆川博子随筆精華』の嬉しい続刊。第二巻は解説&書評集成というのが、なお嬉しい。文庫解説と侮るなかれ、ただの推薦文レベルではなく、ジャンルや作家の背景を丁寧に紹介したあとで皆川独自の考察が語られる、なんとも読み応えのある書評になっている。「探偵小説が推理小説、ミステリ、と呼び名を変え、ジャンルをひろげ読者をひろげ、隆盛になったのはいいのでしょうけれど、その結果、失われたものもあります。(略)根底に、美に溺れる詩人がいたのが、かつての探偵小説ではなかったか」と竹本健治『カケスはカケスの森』で書き、(つづく)

2021/08/17

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