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裸のランチ

裸のランチ

裸のランチ

作家
ウィリアム・バロウズ
William Burroughs
鮎川信夫
出版社
河出書房新社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784309201856
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裸のランチ / 感想・レビュー

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上田氏

ジャンキーたちの狂想曲。性と死と糞にまみれたスラップスティック。この羅列された狂騒は何なのだろう?何か大きなものが圧縮されているが、もはや押しつぶされて中身が飛び出ている。そこに理屈は感じられるけれど、意味があるかはわからない。アルフレッド・ベスターのエログロも大概だったが、ここまでトンだものの前では霞んでしまう。これはもう文芸よりむしろ映像作品と呼ぶほうがしっくりくる。麻薬という通奏低音のうえで、様々なシンボルが入れ替わり立ち替わり、姿を変えて踊り狂う。シュール。カオス。この本を表現する語彙がもうない。

2019/10/25

みゃーこ

正直読まないほうがいい。危険。中毒性あり。文章自体幻覚者のもの。ドラッグそのものだといってもいい。「カットアップ手法のとりとめのない断片的な幻覚を見、世界の基盤そのものがどろどろに溶解していく様子に眩暈を覚え、言葉の意味など追おうとすると頭痛にさいなまれて」しばらく現実世界に帰ってこれなくなる。当面社会不適合感が加速することになるだろう。精神的にキツイ、酔う、読まない方がいい。そしてそう思いつつやめられなくなるだろう。

2012/07/25

G三世

麻薬の効果を幻想的に描く作品は度々あると思うのですが、麻薬の効果や周辺も含めてグロテスクに描き尽くすというのは面白い。 性的なものにしろ麻薬にしろ客観的に描いてしまえばそこまでだが、まるでトリップしたように前後の文脈や物理法則を無視したようなイメージへと繋がっていくことが、他の小説では体験できないものだと思う。 合うかどうかは別ですが、個人的には面白い場面はあるがそこまでだと思う。 そういえば意識の断絶は描かれておらず少々意外だった。

2020/05/03

ぜっとん

ドラッグだなぁ。大体解説に書いてあるから大して言うこともないけど、これを批評性とか先鋭性だけで語っちゃうのも勿体無いとは思う。美とグロテスクは必ずしも相反しないものだから。滑稽に堕していないのは、これだけの論争が事実起きていることからも明らかだろうと思うし。なるほどと思う部分は多かった。人類総ジャンキーですね、やっぱり。

2012/09/21

たこやき

薬漬けの人って普段こんな風に考えてるんですねってなる本。10年近く前に読んだけどよく読み終えられたな自分。

2015/07/23

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