ニッポンの正体2024: 新しい帝国戦争の時代
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ニッポンの正体2024: 新しい帝国戦争の時代 / 感想・レビュー
tokko
歴史の教科書には、1939年にドイツ軍がポーランドに侵攻したことによって第二次世界大戦の幕開けとなった、と書かれている。けれどデジタルな世界大戦の開戦などというものはなく、なんとなくあちこちで戦争が始まっていったものが、世界規模に拡大したのだとすれば、今まさに露・ウ戦争、イスラエル・ガザでの紛争はその空気に近いように思う。本書のテーマは多岐にわたるが、現代史、特に戦中・戦後の政治を学び直すのには(というかほとんど学んでいなかったことに気付かされる)、リーダブルで優れたテクストだ。
2024/04/03
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