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ジャンブリーズ

ジャンブリーズ

ジャンブリーズ

作家
エドワード・リア
エドワード・ゴーリー
Edward Lear
Edward Gorey
柴田元幸
出版社
河出書房新社
発売日
2010-08-03
ISBN
9784309269757
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ジャンブリーズ / 感想・レビュー

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Hideto-S@仮想書店 月舟書房

♪うみのかなたのそらとおく ジャンブリーズのすむという あたまはみどり てはあおく ふるいにのって ふなでした♪ 繰り返されるフレーズがだんだん心地よくなってきます。この言葉に添えられている絵がまた、いちいちステキです。ゴーリーとリア、〈二人のエドワード〉の共作というか、リアの詩にゴーリーが絵をつけたもので、『輝ける鼻のどんぐ』と対をなす本。冒険、そして無事生還とハッピーな雰囲気をしゅんとさせるような、最後の不穏な絵は何だろう……。冒頭に描かれた愛猫フォスへ捧げた献辞がキュートです。2007年11月初版。

2015/02/15

keroppi

【エドワード・ゴーリー誕生日読書会'19】ふるいの船って何?ジャンブリーズって何?頭が青く、手は緑って何?と思ったりするが、テンポのいい文と、すごく変で可愛い絵で、とても楽しくなってくる。不気味じゃないゴーリー。これも好きだ。

2019/02/20

aquamarine

エドワード・ゴーリーの挿絵ということで手に取ったが、文はエドワード・リア。ナンセンス詩人とのことだが、著者の5行脚韻詩が柴田さんの訳により、心地よいリズムになって童話調で読みやすく、挿絵もちゃんとゴーリーなのにゴーリーらしい不条理さは感じられず、むしろ柔らかい。何も手に持っていないジャンブリーズがいたが、きちんと解釈をしてそうなったのだという説明があって納得。ふるいにのってふなでする、ってどういうこと?沈んでしまったって話?と考えてはいけないことを最初に考えてしまったのは内緒。

2024/02/15

sin

ふるいにのって ふなでする? いやいやふるいは うきません! かいてんするからおぼれると それよりそこが あなだらけ うみのかなたの そらとおく しあわせすむと ひとのゆう ジャンブリーズとは なんじゃろな あたまはみどり てはあおく あしはきいろで はなはあか? みぎみてひだり かたてをあげて わたります

2020/02/22

めしいらず

うーむ、なんだこりゃ。何だか楽しげではある。危険な船出に周りの友らはやいのやいのと言うけれど、本人たちは怯む所がないと言うか、いたってのんきと言うか。訳の韻律と世界観が馴染んでいる。

2020/01/05

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