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女子大小路の名探偵 (河出文庫)

女子大小路の名探偵 (河出文庫)

女子大小路の名探偵 (河出文庫)

作家
秦建日子
出版社
河出書房新社
発売日
2023-08-05
ISBN
9784309419800
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「女子大小路の名探偵 (河出文庫)」のおすすめレビュー

剛力彩芽×醍醐虎汰朗×スーパーカオスな歓楽街「女子大小路」を舞台に映画化。『アンフェア』作者が送る伏線満載ミステリー

『女子大小路の名探偵』(秦建日子/河出書房新社)

 10月13日(金)に公開される映画『女子大小路の名探偵』。剛力彩芽さんが主演を務めます。本作は、『アンフェア』などで知られる秦建日子氏の同名の小説が原作(河出書房新社)。タイトルでお気づきの方もいるかと思いますが、女子大小路は名古屋の歓楽街の名前。愛知と岐阜を舞台にした、先の読めないミステリーです。

 まず本作の面白いところが、物語の始まり方。本作は〈運命の日/そう書き記すと少し大げさに感じる人もいるかもしれない〉という書き出しのプロローグからスタート。その中で、主人公・広中大夏はこの1か月の間に見た“三つの死体”について回想し、誰かと待ち合わせし、命の危機に瀕します。そしてこれまでの出来事を走馬灯のように振り返りながら、物語は始まるのです。この「これからどうなるの⁉」が詰め込まれたプロローグは見事の一言。読了後に読み返せば、待ち合わせした人物が誰だったのかはもちろん「これはこういうことか!」が詰まっています。

 物語は2年前から再スタート。大夏は姉・美桜から「姉の責任としておまえを今ここで半殺しにす…

2023/10/18

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女子大小路の名探偵 (河出文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

はにこ

登場人物のキャラ濃すぎw主人公の姉はじめ、弁護士、フィリピンパブのねーさん。そこは好きだった。ただ、登場人物が多くて場面展開がやたらと多いので話にのめり込めない。もっと絞ってくれても良かったように思う。続編あるのかな。フィリピンねーちゃん達はめちゃめちゃ好きだったのでまた読んじゃうかもw

2023/10/07

NAOAMI

バーの雇われ店長、惚れっぽく恋愛偏差値中坊レベルなダメ弟、大夏。元ヤンNO.1ホステス健康オタク短気で手も早い姉、美桜。弟が巻き込まれ、不運にも連続少女殺人の濡れ衣を着せられたり警察やその筋にも睨まれ、絶縁状態の姉が動き出す。彼女周辺の弁護士、大学教授といった協力者が実は濃いキャラだし、認知症初期の母親も深刻化しておらずユルイ。話のテンポも会話も軽妙だが、事件の裏におぞましい事実も判明。シーンをばらかした挿話が次第に収斂し浮かぶ真実に驚愕する。中盤以降は急展開の連続で一気読み。久々に読んだ著者の手腕健在。

2023/09/16

yuui

うーん、大事なところで話が飛ぶし、飛ぶ時の描写がちょっとわかりにくいからあんまり場面がどうなっとるんか想像できやんだ😩 犯人もなんか決定的な証拠とかもなくてミステリ要素もそこまで強くないからどっちかと言えばドラマかな🙃 ただ美桜のインパクトが強くて印象に残ったし舞台が東海やったから親しみやすかった🤗

2023/10/21

イカまりこ

Audible 読後、映画がもうすぐ公開と知った。宣伝してる?ダメな弟が巻き込まれる女児殺害事件を威勢のいい美人姉が解決する話。時系列がぐるぐる変わる展開。また犯人らしき人物の幼少期の回想も挟まるので、耳読書だとかなり混乱する。効果音や人物によって音楽がつくAudibleは初めてだった。ダメ弟やフィリピンパブのお姉さんの会話は軽くて楽しいのに事件の根っこは重め。ダメ弟は結構好きなキャラなんだけど刑事が好きになれず、ラスト偉そうに諭してくるのが不快だった。反社に関わるキャラが多い中、弟は不運だけどいい子よ。

2023/10/10

小春日和は秋

大夏のキャラが好きになれなくて、何度も挫折しそうになりました。内容は嫌いじゃないだけに残念です。

2023/12/06

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