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増補完全版 ビートルズ 下 (河出文庫)

増補完全版 ビートルズ 下 (河出文庫)

増補完全版 ビートルズ 下 (河出文庫)

作家
ハンター・デイヴィス
小笠原 豊樹
中田耕治
出版社
河出書房新社
発売日
2010-07-02
ISBN
9784309463360
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ジャンル

増補完全版 ビートルズ 下 (河出文庫) / 感想・レビュー

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ジェンダー

あっという間に駆け抜けて行った感じです。音楽が好きだったのはよくわかるけど時代が彼らを求めてたのだと思うけれど余りにもプライベートな時間というかあまりにも自由がなさすぎたのがステージで歌うのを辞めたのだと思う。ものすごい忙しさの中で自分達のペースで進める事が出来なかったのは気の毒に思う。自分達を貫きながらさらに有名になり、周囲の目に晒されながら生きなければ行けないのは簡単ではないと思う。僕はこの頃産まれていないのでこの本を読む事でビートルズの苦悩を知りました。グループ自体に執着心がなかったように思います。

2013/11/23

shigoro

絶頂とも言える、66年のツアー、67年のエプスタインの死があり、そっから一気に萎んだ感じもする。しかし一時的なブームを終わらし後での、作品も後世の名作として残っているので、熱狂から安定へとなるわけだが、落ち付いたことによって考え方の幅も広がり、必然的に解散へと向かっている感じだな。それにしても行くとこまで行くと、なぜかアーティストは宗教にハマる傾向があるな。

2012/09/16

ちょむ

書かれたのは1968年。4人全員の『公認印』を受けて存在しているビートルズ本ってこの本だけなのね。だからこそ無理に捻じ曲げられている部分があったり当時は理由あって書けなかった部分があったりするのは著者が本文で述懐しているところだけど、そんなのはこれだけのボリュームの前では特に気になりません。一番ささるのは、やっぱりジョンの死後に、ポールが著者に電話で話した内容の部分(載ってるのあとがきだけど)。40年の時間の流れを追いながら、ポールの叫びを身につまされる思いで読めるのはこの本だけのような気がする。

2010/09/24

guanben

原書は1968年刊行だが、巻末に85年に加筆された章が収録されている。そこでようやく解散の内幕にも触れている。筆者の個人的な見解としているが、やはり直接の原因はやはりオノ・ヨーコとのこと。

2021/06/25

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