読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

言葉の誕生を科学する (河出ブックス)

言葉の誕生を科学する (河出ブックス)

言葉の誕生を科学する (河出ブックス)

作家
小川洋子
岡ノ谷一夫
出版社
河出書房新社
発売日
2011-04-13
ISBN
9784309624303
amazonで購入する

言葉の誕生を科学する (河出ブックス) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

はるき

対談形式で綴られる、言葉というか音に出すメッセージについての考察。小川洋子さんは私の中で理系の範疇の複雑な人。論理展開が理路整然としています。人間は進化の過程で言葉を獲得して飛躍的な進歩をとげたわけですが、当たり前だと思って、考えていないことの何と多いことか!科学は苦手ですが、推論を重ねることと空想を広けることは類似点もあると思います。

2016/12/11

Aya

二人を引合せた『ハダカデバネズミの肉布団!?』というスルー出来ない言葉。 小川さんの言葉を引金に、良くぞ聞いてくれた!と誇らしげに語られる岡ノ谷先生。言葉、意識、心、神までたどり着く二人のあくなき探究心が印象的でした。人間の脳って不思議。

2015/01/25

Saiid al-Halawi

生物学的な「必要」の面から言葉の発生を追ってったりする対談。ヒナ鳥がピーチクするのは「エサをくれないと天敵を呼ぶぞ!」と母鳥を慌てさせるための手段なのだ(脅迫仮説)というトリックオアトリート的な問題解決手法とか、面白い仮説がたくさん。

2013/03/03

jabrafcu

小説家・小川洋子と『さえずり言語起源論』で知られる岡ノ谷一夫の知的なトークを楽しめる一冊。言語の起源としての(鳥の)歌,さえずりの文法,求愛と芸術,人間のシンボル理解の特質,他者の心の把握と言語との関係,などなど興味深いトピックを多数聞くことができた。おそらく収斂進化なのであろうが,ミラーニューロンによるリズムの把握や協和音の知覚,赤ん坊・雛が泣くことなど,鳥と人に共通する生理的条件が多くあるというは自然の不思議であるなと。▼"parrot dance" などで動画検索すると楽しいのでおすすめ

2016/05/09

さぜん

すごく興味深い話だったし、二人の対談がわかりやすくて引き込まれてしまった。歌から言葉へ。今迄考えたこともなかった。それを研究し解明しようとする岡ノ谷氏の発想も思考も理論的だが情深いものをすごく感じる。豊かな言語表現は美しい文章を読むことで育まれる。昨今の読書離れは危険だなと思う。メールの一文の短さと俳句の短さは同じだか深さは全く別なもの。小川さんが後書きで考えなくてはならないと言ってたのが印象的。人は思考を重ねて様々なものを創りだすのだ。物語が生み出されたのもまた必然。知らなかった事はまだあるんだな。

2013/12/30

感想・レビューをもっと見る