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今日、誰のために生きる?----アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語

今日、誰のために生きる?----アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語

今日、誰のために生きる?----アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語

作家
ひすいこたろう
SHOGEN
出版社
廣済堂出版
発売日
2023-10-21
ISBN
9784331523995
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「今日、誰のために生きる?----アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語」のおすすめレビュー

「流れ星をつかまえたい子ども」を笑わないアフリカの大人たち。アフリカの小さな村から教わる“心に余裕をもつ”方法

『今日、誰のために生きる?アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語』(ひすいこうたろう・SHOGEN/廣済堂出版)

 毎日毎日、仕事や家事、生きるために必要な食事や睡眠にすら追われている私たち。「ああ、ご飯の準備をしなきゃ」「もう寝る時間だ」「締め切りに間に合わない…!」慌ただしい毎日の生活のなかで、土に触れたり、空を見上げたり、虫の鳴き声に耳を傾ける時間を最後に過ごしたのはいつだろうか。

『今日、誰のために生きる?アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語』(ひすいこうたろう・SHOGEN/廣済堂出版)は、現代の日本人が忘れてしまった「すぐそこにある幸せ」の存在を再確認させてくれる一冊だ。

タンザニアの小さな村から教わる「幸せとは何か」

 この本は2部構成で、前半ではSHOGEN氏がタンザニアの小さな村で出会う人たちとの交流のなかで教えてもらった「幸せとは何か」「どうしたら幸せになれるのか」についてエピソードとともにまとめられている。後半では、幸せがずっと続く村のエッセンスを、現代の日本人がどう生活に落とし込んでいけば…

2023/12/6

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今日、誰のために生きる?----アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語 / 感想・レビュー

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ehirano1

「人のためにやって人が喜んだとしても、自分が全く喜びをを感じないんだったら、そんなの止めとけ」と「諦める時間が来ることの幸せってわかるかな?」が強烈に印象に残りました。これは価値観を根底から覆す破壊力があり、このフレーズにはっとし、そしてなぜか癒されます。何なんでしょうかこの感覚!良い読書になりました。

2024/02/01

MI

すごくよかった。アフリカの小さな村が教えてくれた幸せになる習慣。この村の幸せの3か条①ご飯が食べれることに幸せを感じられるか②ただいまと言ったらおかえりと返してくれる人がいるか③抱きしめたら、温かいと感じられる心があるのか。毎日に感謝し、ただお礼をいうのではなく、そこに心をのせて話す。今日は誰のために生きる?と日常的に聞き、自分を大切にすること、自分を幸せで満たさないと相手を幸せにはできない。日本人が忘れかけている心に余裕を持つことの大切さを教えてくれる実話。時折ショーゲンさんの温かい絵がすごくいい。

2024/01/20

しげ

読みながら「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」少林寺拳法の道場に通っていた子供頃、道場に掲げらていた創始者の言葉を思い出しました。「自分の喜びグラスを満たし、溢れた分(愛情)で人の為にしてあげる」ブッシュ村のお母さんの言葉です。「一生グラスが満たされない人はどうしたらいいのか?」と聞こえてきそうですが…それはさて置き、ブッシュ村も少林寺拳法創始者(宗道臣)も先ずは己れの幸福を説いてます。決して自分勝手な理屈では無く、強さと優しさを持って自分を確立する事が全ての始まりと思えました。

2023/12/24

Y2K☮

日本人や日本語をやたら持ち上げる部分には、率直に言うとマーケティングの意図を感じてしまった(事実がどうであれ)。ただ、たぶん「誰かのために」とか「自分を犠牲にして」みたいな一見美しく映る価値観に縛られがちな人には有効な一冊。どんな仕事も公のためにおこなうもの。しかしまず己が耐えられる、どこかに楽しみを見出せることが大前提。使命感や義務感だけでは続かないし、ムリに続けても何かが壊れると私は考える。つまりそういうメッセージかな。本書を楽しめた人には「自分の運命に楯を突け」などの岡本太郎の著書をオススメしたい。

2024/02/13

ロクシェ

評価【◎】タンザニアの「ティンガティンガ」というペンキアートに心惹かれ、現地で生活した前半パートの著者であるSHOGEN氏が、後半パートの著者である作家のひすいこたろう氏と温泉で偶然出会ったことがきっかけで書籍化された本。複数の外国人と2年以上暮らしていた私の感覚からすると、日本人は目の前にいる相手を見ておらず、肩書きや職業、収入などの周辺情報(ラベル)で判断していることがあまりにも多すぎる。ひっくるめるのはおかしな話ではあるのだが、海外の人は相手の肩書きや職業、収入などで態度を変えることはほとんどない↓

2024/01/06

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