マクロ経済学の核心 (光文社新書)
マクロ経済学の核心 (光文社新書) / 感想・レビュー
かず
マクロの景気浮揚効果を重視する場合には、人材不足が起きやすい産業、地域を避けるべき。名目金利から予想インフレ率を差し引いた予想実質金利が投資に関する意思決定を左右する。したがって低金利状態で企業の投資を刺激するためには予想インフレ率を上昇させる必要がある。
2018/08/11
hill.384
「マクロの核心(コア)を解説する~」とあるものの、いざ読み始めてみれば、GDP統計から新古典派ほかお決まりの各モデルの解説がスタートし、そのまま終わってしまった… 経済情勢ではなくマクロ経済学の本として書かれているが、知識の整理の為のテキストとして使うには寸足らずすぎ、大学1回生のような初学者が読んだとしても、この内容では説明が足らなすぎるんじゃあないだろうか。新書媒体の限界かと。時事的なコラムはまあ楽しめたのが救いだろうか。
2017/07/01
しゅー
★★★『図解ゼロからわかる経済政策』に続き、著者のマクロ経済学の本を読む。光文社新書は編集者があまり口を出さないのか、時々、新書のメリットを感じられないほど、内容詰め込み過ぎで読みづらい本がある。本書も、著者に好きに書かせた感じで、ほぼ普通の教科書だ。ただ、私にとって興味がある分野だったので、興味深く読む。一見、取っつきにくいのだが、個々の理論と理論の間のつながりが見通し良く解説され、かつ我々が引っ掛かりがちな部分を先回りして答えを用意してくれている。例えが適切なのも分かりやすい。手元に置いて再読したい。
2020/02/11
静かな生活
3.4◼︎今の経済状況(ポストアベノミクス)が日本人の性に合ってるんだろうな、とは感じる。
2019/11/26
スミレ雲
とても難し。ミクロのほうがまだ分かりやすかった。でもこれは、ジブンの知識・技術によるものが大きいのだろうな。また、読み直したく、思う。
2017/07/18
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