人生の腕前 (光文社文庫 お 61-1)
人生の腕前 (光文社文庫 お 61-1) / 感想・レビュー
オールド・ボリシェビク
描かれるのは、井伏鱒二、高田渡、吉田健一、木山捷平、田村隆一、古今亭志ん生、佐野洋子。自らの人生を楽しみながら生きたであろう彼らの足跡をたどる評伝エッセイである。他人からの目、常識などを度外視し、自分らしさを徹底させた彼らに羨望さえ覚える。そんな生き方をしてみたい。でも、もう遅い。読後、そんな悔恨も覚えるな。
2023/12/13
okatake
人生の達人たちの生き方をたどった著作。 7名の達人の腕前を著者が紐解いていきます。 取り上げられた方々はいわゆる「立派な」人からは一線を画した人。でも、その人生に多くの人が憧れに近いものを抱いてしまうものを持ちながら人生を送ったのです。 それぞれの方の腕前を読んでみませんか。
2024/03/11
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