令和じゃ妖怪は生きづらい 現代ようかいストーリーズ (光文社文庫 た 41-6)
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令和じゃ妖怪は生きづらい 現代ようかいストーリーズ (光文社文庫 た 41-6) / 感想・レビュー
一華
日本国のはじまりとともに、わたしら人間とともに歩んできた妖怪さんたちのショートショート12編。わたしら人間たちでさえ、生きづらい世の中になってしまった昨今。妖怪さんたちも、そりゃ、生きづらいやろね〜と思いきや、なんとも逞しき妖怪さんたち、手を変え品を変え、この令和の時代にも上手く馴染んで、楽しんでいるのは流石でございます〜見習いたいですね。
2024/02/20
爺
「おとぎカンパニー」の改題だったのか…。子供がソフトカバー版持ってるよぅ(*´Д`) でも買ってしまったので意地で文庫版で読了。何冊か買っていた田丸作品は全部読む前に子供に奪われていたので初田丸さん(笑)。個人的にショートショートは小松左京が一番好きなのだが、SFじゃない分ほっこり感が強かったか。『目の代行』で『壁とともに』と世界観がリンクしたのが好き。贅沢を言えば、こういう横の繋がりが全体的にもうちょっと匂うと、現代妖怪世界の広がりが感じられてもっと好きだったかも。usiさんのイラストも良い。
2024/02/19
たこ
2024年2月20日初版第1刷発行。文庫化待ちしていた一冊だったが、改題で見逃していた…。内容は安心のおもしろさ。『川の陶工』『座敷男』『スノービューティー』がお気に入り。今の自分の心理状態がなんとなく分かる…。
2024/03/20
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