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天使などいない (光文社文庫 な 26-1)

天使などいない (光文社文庫 な 26-1)

天使などいない (光文社文庫 な 26-1)

作家
永井するみ
出版社
光文社
発売日
2003-06-13
ISBN
9784334735036
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天使などいない (光文社文庫 な 26-1) / 感想・レビュー

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ミカママ

永井さん特有の、ちょっと寂しくてしたたかで、ちょっと意地悪な女たちのミステリー短編集。短編にありがちの、多少のこじつけと無理くりな殺人動機。それでも読ませてしまうのは、彼女の筆力。国際線スッチーの『プレゼント』が印象的。単にスッチーがわたしの憧れの職業だから(笑)読みながらやはり腰を押さえてしまった。腰痛とは切り離せないお仕事なのね。イツツツツ。

2020/07/12

アッシュ姉

するみさん五冊目。ふとしたことから事件に巻き込まれた女性たちが見せる意外な一面。策略、疑念、嫉妬、復讐、普段は見せない裏の顔が露呈していく様が面白い。スカッとしたり、ホッとしたり、ヒヤッとしたりとバラエティに富んだ短編九話。一話目の「別れてほしい」のインパクトが強すぎて、あとの話の印象が薄まった感があるが、後半の「マリーゴールド」「プレゼント」も良かった。

2018/01/10

くろにゃんこ

9つの短編。起こる事件を解決しちゃう凄さ!警察はいらないね(笑)うーん、なるほど~と楽しい。ひとつだけ客室乗務員さんの話はモヤモヤ・・・そんなことしたらバレるにきまってるじゃん(-_-;)

2021/11/23

bibi

初読みの作家さん。今邑彩さんを知ったときの衝撃と同じです!「わぁ~、すごく面白い!」と思ってたら、もう亡くなっていた方。「なんで今までこの方の本と出会わなかったの!?」と思った同時に数限りある作品を大切に読もうと思いました。いい感じのイヤミスと展開の面白さに惹かれました。

2018/06/17

酔拳2

短編集。どの話もラストはどんでん返しあり、一話も短いからサクサク読めた。ほぼ全てイヤミス。でも、スカッとジャパン的なのもあったかな。主人公の中には一般人なのに類い稀な推理力を発揮する人もいるが、面白いからよし。女の嫉妬系が嫌な感じはするが、ページを手繰る手は止まらなかった。この作家さんもっと有名でもいいと思うけどな。

2018/05/17

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