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日本人の遊び場 (光文社文庫 か 40-3 開高健ルポルタージュ選集)

日本人の遊び場 (光文社文庫 か 40-3 開高健ルポルタージュ選集)

日本人の遊び場 (光文社文庫 か 40-3 開高健ルポルタージュ選集)

作家
開高健
出版社
光文社
発売日
2007-07-01
ISBN
9784334742843
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日本人の遊び場 (光文社文庫 か 40-3 開高健ルポルタージュ選集) / 感想・レビュー

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ウチ●

およそ半世紀昔にクライマックスを迎えた日本の経済成長。混沌としたアジアの風景がそこにはあった。開高健の描くエネルギーではち切れんばかりのルポルタージュは、今読んでも全く古ぼけていないシャープな日本語。あたかもデジタルリマスター版の画像を見るが如し。「ナイター映画」の項は行場のない若き魂を描き秀逸。今の日本と決定的に違うのは「臭い」であることに同感。今の若者には分からないはず・・・★★★★☆

2016/06/05

tsukamg

パチンコ、ボーリング、サーキット、プール、高原、別荘地、映画館、阿波踊り、木馬亭、船橋ヘルスセンターなど、1960年代前半の日本人が遊んだ様々な場所のルポ。ヘルスセンターが大変面白い。80年代の閑散とした姿を子供の頃に見たが、当時は娯楽の総合センターで、トルコ風呂まであったのだ。どのルポにも、混雑があり、混雑を求めて集まる人々の孤独がある。

2015/11/13

Hiroshi Matsui

1963年に週刊朝日に連載されたルポで、当時の「日本人の遊び場」としての娯楽施設が開高氏独特の文体で紹介されていて面白い。

2008/08/07

ユヤマ

週刊朝日で、昭和38年7月から9月まで14回にわたって連載されたルポを文庫本化したもの。開高健氏の小説も文学的でいいが、ノンフィクション、ルポがそれ以上に好き。読むしかない。味わいつくしたい。

2013/01/07

シンドバッド

光文社に感謝! 開高健のルポルタージュを手軽に読める文庫本での復刊は私は大歓迎! 時代を感じる内容ではあるが、それなりに楽しく読める。

2012/10/21

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